10月のラインナップはこちら!
こんにちは、うえだ子どもシネマクラブです。
夏から秋へ、なんだか急激な変化に身体がついていかないこともありますよね。
10月もスタッフ一同、選りすぐりの作品を揃えてお待ちしておりますので、
ぜひ映画をたくさん浴びるほど観に来てくださいね。
ムーンライズ・キングダム
2023年10月2日(月)10:00~
12歳、サムとスージーの “駆け落ち” が、みんなに魔法をかけました。
誰もが “ムーンライズ・キングダム” に行きたくなる、
最高にハッピーで、最高に愛おしい、小さな島の大冒険。
[INTRODUCTION]
ハリウッド大作で活躍する俳優たちが、ウェス・アンダーソン作品への出演を熱望し、不器用で愛おしい大人たちを好演!たった独りで島を守る警官役を演じたブルース・ウィリスは、中年男性の悲哀とおかしみを感じさせる絶妙な演技を披露。そして、生真面目でちょっと間の抜けたボーイスカウトの隊長にエドワード・ノートン、厳格なスージーの両親にビル・マーレイとフランシス・マクドーマンド。そして、冷酷な福祉局員にティルダ・スウィントン。彼らが今までに見たこともないキャラクターで登場し、見事カンヌ国際映画祭ではオープニング作品かつ、コンペティション部門での上映、そして全米でも大ヒットという快挙を達成。ウェス作品最大のヒット作にして最高傑作との呼び名も高く、「スウィート」「ファニー」「キュート」といった賛辞が後をたたない。世界中から祝福を受けた珠玉の作品に、誰もがきっと心を奪われる。
[STORY]
12歳のサムとスージーは立ちはだかる身分の差に“駆け落ち”を決意した。
誰も知らない秘密の場所 “ムーンライズ・キングダム” を目指して──。
それを知った大人たちはさぁ大変!シャープ警部、ボーイスカウトのウォード隊長は島中を駆け回る。一方、スージーの両親は娘を探して大慌て。小さな島に大事件が起こったのだ。次第に波紋が広がり、ボーイスカウトの仲間たち、そして犬のスヌーピーも交じって、島中のみんなが、2人を追う。追いかけて、絡まって、助け合って、果してこの【愛の逃避行】の行方は⋯?誰もが経験したいと願う【小さな島の大冒険】が、観る者すべてに魔法を掛ける。
『ムーンライズ・キングダム』
[2012年/アメリカ/94分]PG12
監督・脚本・製作:ウェス・アンダーソン
共同脚本:ローマン・コッポラ
出演:ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、ジェイソン・シュワルツマン、ボブ・バラバン
原題:Moonrise Kingdom
配給:ファントム・フィルム
(c) 2012 MOONRISE LLC. All Rights Reserved.
世界のはしっこ、ちいさな教室
2023年10月2日(月)13:00~
“ せんせい、ここで待ってるよ ”
未来に明かりを灯そうとする3人の先生と、学びに目覚めた子どもたちを描く感動ドキュメンタリー!
[INTRODUCTION]
言葉がわからなくて悔し涙を流した少年も、
結婚を強要する親と闘って進学を選んだ少女も、
宿題を忘れて下を向く兄弟も、
みんな輝かしい未来だ。
『世界の果ての通学路』製作チームが贈る、感動の教室ドキュメンタリー!
1億2,100万人。これは就学費用がない、近くに学校がない、学校に先生がいないなど、さまざまな理由から学ぶことのできない子どもたちの数だ。日本でも大ヒットした『世界の果ての通学路』(12)の製作チームが、今度は世界の果ての先生に注目した。識字率アップが国家の使命であるブルキナファソの新人教師であり2人の子どもの母でもあるサンドリーヌ。バングラデシュ北部のボートスクールで、子どもや女性の権利を守るために粘り強く闘う若きフェミニストのタスリマ。広大なシベリアに暮らす現役の遊牧民でありエヴェンキ族の伝統の消滅を危惧するスヴェトラーナ。彼女たちが直面する困難も個性も三者三様。子どもたちに広い世界を知ってほしいという情熱だけを胸に、家族と離ればなれになっても、両親から反対されても、「子どもたちには明るい未来がある」と、信じる道を進み続ける。先生たちと子どもたちの笑顔に、いつかの自分を思い出す感動の教室ドキュメンタリー。この瞬間も世界のはしっこでたくさんの夢が育っている!
『世界のはしっこ、ちいさな教室』
[2021年/フランス/フランス語・ロシア語・ベンガル語/ビスタ/5.1ch/83分]
監督:エミリー・テロン
製作:バーセルミー・フォージェア
ナレーション:カリン・ヴィアール
出演:サンドリーヌ・ゾンゴ、スヴェトラーナ・ヴァシレヴァ、タスリマ・アクテル
原題:Être prof/英題:Teach me If you can
字幕翻訳:星加久実
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
© Winds – France 2 Cinéma – Daisy G. Nichols Productions LLC – Chapka – Vendôme Production
夢みる校長先生 *舞台挨拶あり
2023年10月23日(月)10:00~
上映後、オオタヴィン監督による舞台挨拶があります
“ 公立学校はこんなに自由だった! ”
子どもファーストな公立学校の作り方
10万人が沸いた『夢みる小学校』スピンオフ映画登場!
[INTRODUCTION]
ユニークな6人の公立学校校長が“子どもが主役の学校改革”を公開!!
全国で爆発的に上映会が続く『夢みる小学校』の公立学校バージョン。
「校長は、学校運営上の一切の仕事を処理する(学校教育法)」
校長先生は学校を大きく変えられる“大統領”なのです。校長の決断で、公立学校での通知表廃止、校則ゼロ、宿題ゼロが可能です。増え続ける子どもたちの不登校数は、40万人ともいわれています。ここには「子どもが行きたくなる学校」のビジョンが満載。ナレーションは小泉今日子。エンディングテーマはRCサクセション。さあ、夢みる校長先生、夢みる先生たちと一緒にあなたの町の学校を「子どもファーストな学校」に変えていきましょう。
『夢みる校長先生』
[2023年/日本/82分]
プロデューサー・監督・撮影:オオタヴィン
出演:國分一哉、西郷孝彦、住田昌治、原口真一、宮崎倉太郎、福田弘彦、尾木直樹、前川喜平ほか
ナレーション:小泉今日子
エンティングテーマ:RCサクセション「すべてはALRIGHT」
制作:まほろばスタジオ
配給・宣伝:きろくびと、まほろばスタジオ
ダンサー イン Paris *トークイベントあり
2023年10月23日(月)13:00~
上映後、松本市在住の二瓶野枝さんによるトークイベントもあります
“ 壊れかけた夢の先で、わたしは輝く ”
エトワールになる夢を怪我であきらめたエリーズ。
未知なる人々やダンスと出会い、新たな人生の扉を開く———
感動と圧巻のステージに、フランスで140万人が大喝采!
パリ・オペラ座バレエ・ダンサー、マリオン・バルボー初主演
[STORY]
パリ・オペラ座バレエで、エトワールをめざすエリーズ。だが、夢の実現を目前にしながら、恋人の裏切りを目撃して心乱れ、ステージで失敗し足首を痛めてしまう。医師から踊れなくなる可能性を告げられたエリーズは、一晩で恋も仕事も失って呆然とする。ひたすらバレエ一筋の日々を送ってきたが、完治しなければ新しい生き方を探すしかない。そんなエリーズに、ブルターニュのレジデンスで、料理係のアシスタントを務める仕事が舞い込む。そこで、未知なる人々や今を時めく注目のダンスカンパニーと出会い、踊る喜びと新たな自分を発見していく──。
[INTRODUCTION]
美を極めたバレエと、魂を解放するコンテンポラリー。『スパニッシュ・アパートメント』『パリのどこかで、あなたと』のセドリック・クラピッシュ監督が、挫折した若き女性ダンサーの第二の人生を描いたヒューマンドラマ。生涯をかけて捧げてきたダンスへの愛と情熱が、ここに結実!世界最高峰のバレエ団パリ・オペラ座のバレエダンサーとして活躍するマリオン・バルボーが映画初主演を務め、コンテンポラリー界の鬼才ホフェッシュ・シェクターが本人役で出演!
『ダンサー イン Paris』
[2022年/フランス・ベルギー/フランス語・英語/ビスタ/5.1ch/118分]
監督:セドリック・クラピッシュ
振付・音楽:ホフェッシュ・シェクター
出演:マリオン・バルボー、ホフェッシュ・シェクター、ドゥニ・ポダリデス、ミュリエル・ロバン、ピオ・マルマイ、フランソワ・シヴィル、メディ・バキ、、スエリア・ヤクーブ
原題:EN CORPS
日本語字幕:岩辺いずみ
配給:アルバトロス・フィルム、セテラ・インターナショナル
© 2022 / CE QUI ME MEUT MOTION PICTURE – STUDIOCANAL – FRANCE 2 CINEMA Photo : EMMANUELLE JACOBSON-ROQUES