秋の気配と植木屋

長く厳しいとは北国の冬に形容されるような文言ですが、今年は世田谷あたりの夏にも当てはまるのではないかと思っている庭竹です。

あまりにも暑さが続きましたから、秋の気配を感じるこの頃になって体調を崩される方もいるかも知れません。くれぐれも大切なお体ご自愛ください

さてこちらは３年目５回目のお手入れですが、かなり庭竹の考える良いお庭に近づいてきました。各樹種の良さを引き出しつつ人工的なやり過ぎ感を極力排除した手入れが私の考える理想です。お庭の中ではバランスを一番重視していますし、その上での色味（緑の総量）も重要かと考えます。

このお庭で唯一コントロールできないのが孟宗竹の生える場所です。こればかりは,,,難しい問題です。

こちらはマンションの植栽管理です。庭竹ではあまり多くはありませんがマンションの植栽管理も行っています。お客さんがオーナーであったり管理組合から直接ご依頼があったりと言ったケースですから、庭竹の仕事の割合としては少ない部類です。目隠しであるとかエントランスや駐車場の出入り口の見通しなど、美観だけではなく利便性などにも気を配って作業しています。

こちらは生け垣の刈り込み作業です。今年は９月頃から雑草や植木が勢いを付けて伸び始めた印象があります。いくらかまとまった雨が降ったからかと思いますが、例年よりも早いタイミングで生け垣のご依頼がありました。近頃はマキタのバッテリー製品がとても便利で役に立っています。同じ規格のバッテリーで様々なツールが使えます。バッテリー製品は使い勝手も良いのですが、何より静かであることが素晴らしく。世田谷の植木屋としては重宝しています。

以上、本格的な秋が待ち遠しい庭竹でした。