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双子座下弦の月ー運命を信頼する

2018.09.03 17:52


3日、11時37分、双子座で下弦の月を迎えました。


双子座の☽月は「自己の確立」の度数にあります。

ここしばらく、自己の確立がしつこく促されていますが、

何故ここまでしつこく言われるかと言えば、それがとっても大切なことだから。

「自己の確立とは具体的に何なのか」について詳しく書きたいのですが、長くなりそうなので別記事にします。



現在、主に蠍座の♃木星と牡羊座の♅天王星が、自己の確立を促しています。

自己の変容を促す蠍座の♃木星は、自分の中の奥深くから根本的に変わる、内側の変化です。

自己の変革を促す牡羊座の♅天王星は、内側の変容した自己を伴って、自ら変化を起こす。外側の変化。

山羊座の♄土星が、これらの変化をしっかりと現実的に安定させる役割を担います。



♃木星が射手座へ移動すると、この確立した自己を元に可能性を拡げていくという流れになるので、

自己が確立していない場合は、可能性が拡がりにくくなったり、変な方向に拡がったりします。

でも、それも最終的には自己を確立させる力になります。

♃木星は射手座で可能性を拡げ、山羊座で物理的な結果として現れます。

そして、水瓶座では好きなことを仕事にして自由に生きるライフスタイルが確立します。


つまり、ここで自己を確立出来るかどうかは、

2020年のグレートコンジャクション以降の世の中の波に乗れるかどうかに関わります。

だから、星は自己を確立させなさいとしつこく言う訳です。

勿論、この波は第1波なので、これを逃したらもうチャンスが無いと言うことではありませんが、

二極化の最初の分岐ポイントにはなってきます。



蠍座の♃木星も残す所あと2ヵ月。

♅天王星は逆行で牡羊座に戻っていますが、既に牡牛座に片足を突っ込んでいる状態。

自己の確立の流れがピークを迎えており、半ば強制的な変革の流れが来ています。


☉太陽、MCのコンジャクションと♄土星、♅天王星の地のグランドトライン

☽月、☉太陽、MCのコンジャクション、♆海王星がTスクエア


それぞれの度数の意味は


個人の意思を超えた「運命的なもの」の作用を暗示。

現実的な出来事が、精神に影響を与える可能性。

その場合、真の自由を獲得するために、苦しい道を渡ることになりますが、

運命を受け入れることで、自己は確立の道を歩みます。



こちらの記事にも書きましたが、運命は、文字通り運命なので、抗うことの出来ないものです。

だから、コントロールしようとしない。

てゆーか出来ないから。

コントロール出来るなら、それは運命とは言わないのです。

キツイこともある。怖いこともある。不安もある。

でもちゃんと、望む場所へ連れて行ってくれる。

だってそれが運命の役割りだから。

運命を信頼すること。

運が悪いのは、運命に逆らっている証拠です。

ここまで、しっかり向き合って来たひとは、この強制的な流れが良い方向に作用するのを実感出来るでしょう。



もしお前が急げば、お前は私を捕まえることになるだろう。
もしお前が速度を落とすなら、私がお前を捕まえるであろう。
我々が出会うことは不可避であるのだから、すぐにでも私の方に目を向けよ!
お前が生まれたときから、私はこの世界へとお前を連れてくることを決してやめることのない母なのだ。

「タロットの宇宙」アレハンドロ・ホドロフスキー



ドラゴンヘッドとヴァルナのコンジャクション、キロン、ASCのグランドトライン


トーマス・エジソンは、こんな感じのことを言っています。

子供の頭の中は、宇宙存在が住みやすい構造になっている。

この宇宙存在が人間をコントロールしているが、大人になるとこの声が聞こえなくなる。

しかし、この宇宙存在の教えを感じとることができれば、無駄な努力をしなくとも大丈夫だと。


要は、子供の頃はみんな運命に沿って生きてるってことです。

なので、子供のころになりたかったもの、やりたかったこともこれからを生きるヒントになってくるでしょう。


子供っていうのは、経験に乏しいが故に可能性しかない訳です。

だから無意識からくるサイン(エジソン的に言えば宇宙存在)に対して、何でも「いいね!やってみよう」となる。

大人っていうのは、経験があるが故に可能性を否定しがちな訳です。

「でもこうだから無理、ああだから無理」


無意識に自らの可能性を否定している固定観念を取っ払い、

子供のように、後先を考えず、好奇心で進んでいくことで、生まれ変わる。