懐かしの東京駅で同期とランチしたお話
私が新卒で入った会社は求人広告の営業会社でした。
今もまだあるのかわかりませんが、当時は新人研修の一環で「名刺獲得キャンペーン」というのがあったんですよね。その名の通り、新人が飛び込みをして名刺を獲得するという新人にとっても地域の人にとっても迷惑なお話です。
私が配属された地域は丸の内で、東京駅から一歩踏み出したらそこは一面高層ビル。飛び込もうにも大体機械で止められて、名刺なんか集まりそうにもありません。すぐ本社に泣きの電話を入れたのを覚えています。
でも、曖昧な記憶ですが、たしかその日名刺を集めて一番早く帰れたんですよ。手法としては、東京駅の中(地下とか)にある色んな店舗(屋台もあったかな)を回って、いっぱい名刺をゲットできたんですね。
それを持って意気揚々と本社に帰ったら「明日からは同じ会社の名刺はなしね」と言われて気付きました。全部JRフードサービス?みたいな会社の名刺で、「明日からどうしよう」と不安に駆られた記憶も残っています。
色んな会社の社長さんやその会社の顔ともいえる人事の方々とお話しできる営業生活は楽しかったんですが、勿論辛いこともいっぱいありました。だけど、それを乗り越えられた一番の要因は、同期の存在でしたね。
先日、そのうちの一人とランチする機会がありました。たまたま東京駅に行った際連絡してみたら、昼休み時間を合わせてくれたんですね。それはもう立派なビルで働いていて、そこでのランチ緊張しました(笑)
あれから多くの時が流れましたが、会うと一瞬であの頃の感じに戻れるから不思議ですね。一緒に楽しく頑張った経験が今も支えになっているのは事実です。初心忘れるべからずで、歳はとりましたが頑張り具合は若い頃の自分に負けないように日々日々精進していきたいと思います。
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大人になっても友人は増やせるよというお話。