イベント報告:秋の昆虫大調査
9月18日(月・祝)に「秋の昆虫大調査」イベントを実施しました。
今回の目標は、『目(もく)レベルでより多くの種類を捕まえる!』です。
例えば、カブト・クワガタはコウチュウ目、いろんな色や形のトンボはトンボ目!
さあ、みんなは今日、どんな生き物を捕まえられるでしょう?
よく名前を耳にする7目以上捕まえられるかな?
丸太や石をひっくり返すとオオゴキブリ(ゴキブリ目)やハサミムシの仲間(ハサミムシ目)をゲット!
草むらでは、ショウリョウバッタ、イナゴ類、コオロギの仲間などのバッタ目たち!
キマダラカメムシやニイニイゼミの抜け殻、アメンボの仲間なども発見しました!この3種はなんと、全部カメムシ目!
池の周りでは、キイトトンボやヤゴ(トンボ目)を発見!
木を揺らしてみると、コクワガタやコメツキムシの仲間(コウチュウ目)が落ちてきました。
ハウスに戻ってからは
各々が捕まえた昆虫を、図鑑を用いて名前を調べました。
アリの仲間(ハチ目)、ヤマトシリアゲ(シリアゲムシ目)、ハエの仲間(ハエ目)、ガの仲間(チョウ目)を捕まえてきている子もいました。
ムネアカハラビロカマキリ(カマキリ目)やアカボシゴマダラ(チョウ目)といった外来種もいました。
昆虫以外ではミミズ、クモ、ザトウムシ、トノサマガエル、カナヘビがいました!見る目が多いと、いろいろな生き物が見つかりました。
目標だった7目を越え、11目の昆虫と、さらに昆虫以外の生き物を多数見つけてくれました!
観察したら生き物は、もといた場所に帰してあげましょう。
観察させてくれてありがとう。
参加された方からはこんな感想をいただきました。
・今まで、虫を捕まえても、何の種類かわからなかったので図鑑での調べ方を教えていただいてよかった
・外来種のムネアカハラビロカマキリが、なぜこんなにも広がってしまったのか、調べてみたくなった。
・子どもと一緒に生き物を捕まえたり、観察したことがなかったので楽しく参加できた。
・小学校で体験学習に来た時よりも生き物を見つけられて嬉しかった。
虫の名前を調べるにはどうしたらいいのか、生き物は、どうやったら傷つかずに観察できるのかを勉強できたのではないでしょうか。
また、他の場所で、生き物を見つけた際には、優しく観察してあげてね!
(文 つづぽん、写真 ガタ)