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愛犬と公園で楽しく過ごそう!~マナーやしつけを再確認~

2023.10.05 01:00

日中も過ごしやすい気候になり、愛犬と公園で過ごすのにちょうど良い季節になってきました。改めて必要なものや公園での過ごし方のルールを再確認してお出かけしましょう!


公園でのマナーを再確認

残念なことですが、公園や住宅街で「糞の始末をしましょう」と書かれた看板が多く見られます。皆さんはこんな状況をどう思いますか?

これは飼い主のマナーの問題で「犬連れの方はマナーが悪いですよ」と言っている看板ともいえますよね。公園は公共の場です。犬が嫌いな人もいますし、いくら犬が好きでも糞が放置されていたら良い気分にはならないでしょう。公園に集まる方はそれぞれの目的・楽しみ方を持っています。もう一度、愛犬を連れての公園利用マナーを確認しておきましょう。

マナーその①【糞尿の始末】
最も基本でありながら最も大切なマナーは『糞尿の後始末』でしょう。このマナーを守るには何と言っても事前準備が大切です。糞を持ち帰るビニール袋とスコップは必須です。ときどきスコップで糞を土に埋めてしまう光景を見かけますが、これももちろん大きなマナー違反です。小さい子どもが土遊びをするかもしれませんので、絶対に止めましょう。

では、おしっこならどこでさせてもいいと思いますか?
例えば芝生エリアは人々が寝そべってくつろいだり、子どもたちが自由に遊びまわる場所です。そんな場所が実は犬のトイレに使われていたら…嫌な気持になりますよね。

その他の場所でも自由奔放なマーキングはしつけの面から考えても厳禁です。もちろんマーキングは犬の本能でもありますが、人間社会の中での適応能力を育てるのも飼主の責任です。マーキングを上手にコントロールすることは、あなたの愛犬が人間社会の中で快適に生きるためにも必要です。

【おすすめの対策】

✔ お散歩前にお家で排泄を済ませておく
✔ 消臭機能付きのお散歩バッグや臭いのもれないビニール袋などの便利グッズを活用し、
糞の持ち帰りストレスを減らす
✔ マナーベルトを活用してマーキングを防止する
✔ おしっこをした後に洗い流す水を持って行く


マナーその②【リードは必ず着用する】
広い公園で愛犬を自由に走り回らせてあげたい、と思う方も多いと思います。その気持ちはよく分かりますが、先ほども書いたように公園はいろいろな方が集まる場所です。犬は楽しく走り回っているだけでも、犬が苦手な人や小さな子どもにとっては恐怖になってしまったり思わぬ怪我につながる可能性もあります。
ドッグランなどノーリードOKの場所を除いて、リードは必ず着用しましょう。

ただし、リードをつけてさえいればいいと言うわけでもありません。小さい子どもや人とすれ違うときには、リードを短く持つなどの配慮をしましょう。
また、伸縮性のあるリードは便利ではありますが、飼い主さんの管理ひとつでノーリードと変わらなくなる恐れもあります。犬の予想外の動きで周りの方の迷惑になったり、他の犬との喧嘩に発展したりしないためにも、使用する道具は飼い主さんが責任を持って管理しましょう。

自治体によっては条例で「放し飼い」の罰則を設けているところもあります。常識的な行動でお散歩する分には問題ないはずですが、お住まいの地域の条例を確認してみても良いかもしれませんね。

【おすすめの対策】
✔ 伸縮タイプのリードは基本的にはストッパーをかけておき、広い場所で誰もいないときのみストッパーを外す
✔ 公園の広さや混雑具合によってリードを使い分ける

✔ 夜間のお散歩時は、光るタイプの首輪やリードで周りの方へ犬の存在を知らせる。


マナーその③【給水アイテムを持って行く】

お散歩中は適度な水分補給が大切です。でも、公園にある水道の蛇口で直接お水を飲ませるのは衛生的ではないため、マナー違反です。給水ボトルや折りたためるボウルなどを活用し、水道をみんなが気持ちよく利用できるよう心がけましょう。


マナーその④【ブラッシングはNG】

公園でブラッシングするのもマナー違反です。お家でブラッシングをすると抜け毛の処理が大変だから…といって公園でブラッシングすると、今度は公園に毛が舞ってしまうことになります。いくら抜け毛を持ち帰るつもりでも、風で飛んでしまう場合もありますよね。公園にはアレルギー体質の方がいらっしゃるかもしれません。「家だと汚れるから公園で」という考え方はNGです。


おわりに

基本的に公園は「誰もが気持ちよく利用できる場所」という意識をしっかり持って利用すれば問題ありません。マナーを守ることはきれいな公園を保つことにつながります。きれいな公園で愛犬と一緒に思いっきり行楽シーズンを楽しんでくださいね!