『就活ルール 廃止』らしいですが、最近、ルール変わりすぎているからなぁ。
■就活ルール廃止を=21年春以降入社から-経団連会長 JIJI.COM
上記のニュースが話題になっていますね。すでにいくつかの方面から反応があり、とりあえず議論を喚起するための観測気球的な発言という気がします。一方で、これ「ルールが廃止されたら、また新しいやり方を考えなければいけないぞ」という高尚な気持ちは別に、HR界隈や人事、採用関係の現場の方的には「あぁ、またか」という気持ちになってしまうのは、しょうがないと思うんですよね、というかヒトフレの更新担当は「あぁ、またか」と思ってしまいました。
だって、ここ数年、就活ルール変わりすぎですよね。そのたびに毎年のスケジュールは変わるし、人事側も学生側ももちろん、我々業者側も動き方がわからなくて右往左往しなきゃいけない。個人的には新卒一括採用という雇用慣習そのものが今の日本の労働環境に馴染まなくなりつつあるので変わった方がいいと思うのですが、なんというか数年単位で変わるとしんどいなぁ、という気がします。
ということで就活の歴史について人事の変わりにググりました。
■新卒採用の歴史|人事が知っておきたい新卒採用の変遷 HR NOTE
新卒採用の形がどう変わっていったか時系列でまとめられた記事。最初に掲げられている表もわかりやすい良記事です。
■日本独特の就職活動、歴史と背景は NIKKEI STYLE
就職活動の歴史的変遷とその背景を対話形式で紹介している記事です。
■日本における新卒採用の歴史 日本の人事部 日本の人事部
歴史的経緯を紐解きつつ現在の新卒採用を「好況期をバックグラウンドとして成立した現行の日本型新卒採用システム」とし「「失われた20年」といわれる長い景気停滞期にある現在、何らかの課題が生じてくるのはごく自然なことなのかもしれない。」と論じている。
■【図解・経済】就活スケジュールの変遷(2017年2月) 時事ドットコム
こちらはここ数年のスケジュールの変遷をまとめた記事。一昔前は新卒ナビといえば、年末に忙しくなるイメージでしたね。
こうしてみると一口に「新卒採用」といっても長い歴史があり、その時代にあったあり方があるのがわかりますね。