⑪『なぜか赤いハイヒール』
こんにちは、小野塚ノブオです。
まず初めに、
8月31日新大久保アースダムでのカナリア時限爆弾十周年記念ライブに来てくれた方々、本当にありがとうございました!
始まる前は不安でいっぱいでしたが予想以上に盛り上がって事故なく終われた事を嬉しく思います。
久しぶりの懐かしい友人にも会えました。
このイベントが上手く行ったのは遊びに来てくれた人達、出演してくれたミュージシャン達、ライブハウスのスタッフの人達のおかげです。
この場を借りてお礼を申し上げます。感謝。
さて、最近の気になる出来事について独断と偏見だけの僕の意見を書いてみます。
体操の宮川紗江選手が協会の副会長と強化委員長をパワハラで告発した事件。
今年はやたらパワハラだのセクハラだのが多いですね。
それだけ世間がハラスメントに敏感だという事なんでしょう。
ここ数ヶ月はアマチュアスポーツ界のハラスメントの問題ばっかり。
でもこんな事は今に始まった事ではなく今まで普通にあった事なんですよ。
オリンピックが近づいてみんな敏感になってるのではないでしょうか。
ハラスメントはイジメや虐待と一本の線で繋がってるので、もちろん完全にアウトです。
ただ僕が気になるのは、
あまりにも選手ファーストとか、18歳の選手が勇気を出して声を上げたとか言って協会関係者側を最初から悪だと決めつけるマスコミの気持ち悪さ。
過保護なモンスターペアレントみたい。
過剰なまでにその風潮が高まると薄っぺらい世界になりますよ。
そっちの方が心配になっちゃいます。
昔、若い頃、友人とよく朝まで新宿で飲んでた頃の話し。
だいたい三丁目のブギーボーイで飲んでニューサザエや69で踊って、ある日初めて二丁目に足を踏み入れました。
僕と友人は初めてのゲイバー経験をしようとワクワクしながら店を物色していたところ、路地の向こうから大きな犬を連れてる人が歩いて来ました。
その日は確かクリスマスか大晦日で人も多かったのですが、その人は道の真ん中を真っ直ぐこちらに向かって歩いてきます。
近づいて見た時に若い僕達はビックリしたのですが、その人が連れていたのは犬ではなく首輪を付けられて四つん這いで歩かされてる若い女性でした。
首輪を引っ張ってるのはグレーのスーツを着たオシャレなおっさん。
女性は上半身裸でパンツ一丁、なぜか赤いハイヒール。
いやあ、僕はビックリしましたよ。
周りの人も皆見てましたが二人はそのままビルの中のバーに消えて行きました。
SMのご主人様(女王様)と奴隷の関係は、
お互いの同意が無ければただの暴力・暴行にしか見えませんが、暴力を受けてる側が「これは暴力ではない」と言ってるからプレイとして成立している。
でも暴行・傷害は親告罪ではないのです。
つまり被害届が出されなくても逮捕、起訴される犯罪なんですね。
「お互いがいいと言ってるんだからいいじゃないか」が通用しないんですね、本当は。
だから宮川選手(日大アメフト部ではなく体操の)と速見コーチの指導の件はまずアウトです。
塚原夫妻がパワハラしてた事が認定されたら夫妻側にその気が無かったとしてもアウト。
でもそれを第三者的立場で攻撃するマスコミの姿勢はハラスメントではないのでしょうか。
えーと、自分でも何を言ってるのかサッパリ分からなくなってしまいました。
興味の無い人にはまったく面白くない話しですね。
アスリートの孤独な戦いをSMに例えたのは失敗だったわ。
この辺でやめときましょう。
毎回言ってますが僕は頭のイカれたド変態なので、スミマセン。
でも何かおかしいなあ…と思っちゃうんですよねぇ。
それより今月21日には十周年ライブ第二弾があります。
場所はいつもお世話になってる荻窪クラブドクター。
出演はKABANE、マウンテンマウンテン、カブトラブマニアという素敵なメンツ。
カナ爆にはゲストでたこボーがギターを弾いてくれます。
詳細はまた次回に。と、最後は宣伝で終わり。
じゃあ、またね。