今治人とペンペン草
2018.09.05 00:30
「今治人が通った後は、ペンペン草も生えない」
同僚だった今治出身の人から何度も聞かされて、印象に残っている言葉です。
今治の人は商魂たくましく、道に生えたペンペン草にも価値を見出して根こそぎ取っていく（だから用心して付き合いなさい）という意味だと私は解釈しています。
大阪や滋賀などの商売人の街でも同じような話を聞きますが、道端でペンペン草を見ると思い出すのは「今治人」です。
同僚の今治人ふくめ、私が知っている今治人は、ペンペン草もむしり取っていくような人間ではなかったように思います。みんなクリエイティブで計画性と根気のある人達でした。
いったい誰が言い始めた言葉なんでしょうか。手帳カバーに描かれたペンペン草を見て、また思い出しました。