人物 其の二(①~④:宮崎市、⑤:日向市)
2018.09.05 08:19
①~③:日向市制二十周年を記念して、S48年に日向市初の”市史”が編纂・刊行された。その「日向市の歴史」の中に収録されている、歴史家3氏による対談を聞き取りしている様子。奥のテーブル、(向かって左)富島町長および初代日向市長を務められた三尾良次郎氏、(中央)郷土史家の石川恒太郎氏、(向かって右)佐藤医院の院長であり日向市文化協会長であった佐藤正氏。手前のテーブルで口述筆記を行っているのは、市総務主幹で「日向市の歴史」編著者である甲斐勝氏。④:石川恒太郎氏の、宮崎の自宅にて撮影(S47年10月26日)。石川氏は宮崎県文化財調査委員や文化財専門委員であると共に、宮崎県考古学会々長を務めるなど、考古学・地方史研究の第一人者として長きにわたりご活躍された。S30年代後半、MRTラジオ「日向ものしり辞典」にて歴史語りを約5年間務められた。⑤:伊藤定治氏。信用組合など営むかたわら、S9年に細島の御鉾ヶ浦(みほこがうら)を開墾。御鉾ヶ浦は海水浴場として整備されたのちは子どもたちの臨海学校など広く利用された。写真はS33年8月撮影。のち当人の許可を得て「日向市の歴史」にも同様の画像が使用されている。