「古志」東京句会(9月)を終えて
2023.10.08 21:00
9月30日は「古志」東京句会でした。
江東区文化センターにて、
おもに第5土曜日など不定期で開催しています。
第一句座、特選句から。
賜りぬ壱岐の園田の今年米 神谷宣行
先日刊行された園田靖彦さんの句集『曾良の島』への挨拶句。
句集自体を直接的に詠むのではなく、
園田さんのルーツ、壱岐を詠んでいます。
〈園田〉とはもともと献上米を作っていた由緒ある田。
壱岐の米を讃えることで、おのずから句集を言祝いでいるわけです。
米も句集も豊かな実りを迎えました。
酒沁みし骨よく燃えて牧水忌 西川遊歩
歌人・若山牧水を詠んだ一句。
酒と旅に生きた生涯を象徴するかのようなシーンを切り取っています。
じっさいに牧水の骨はよく燃えたのだとか。
(写真はWikipediaより)
あらためて牧水の享年をみてみたところ、
いまの私とおなじ43歳でした。
しかし、わたしなどはまだまだ酒が沁み足りません。
いっそう精進したいと思います。
どうぞよき一日をお過ごしください。