Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

KANGE's log

アフター6ジャンクション「知られざる高校演劇の世界」

2018.09.06 14:56

radikoで後追いですが、毎日聴いているTBSラジオ「アフター6ジャンクション(通称アトロク)」

2018年9月5日の特集「知られざる高校演劇の世界」が、とてつもなくよかった。


まず、高校演劇といえば、この映画です。

私は、この映画で、初めて高校演劇の世界に触れました。

単にアイドル映画というだけではなく、原作者の平田オリザさんの、高校演劇の世界をもっと人々に知ってほしい、高校演劇に携わる人々を応援したいという気持ちが、この映画をちょっと別の次元に持っていっていると感じました。

もちろん、今回の特集でも、触れられています。

高校演劇部出身の日比アナも、当然、この映画は観ているようでしたね。彼女は、しきりに「演劇を続けられなかった人」といった表現をしていましたが、世の人々のなかで、高校時代の部活を続けている人なんて、ごく少数のはず。でも、演劇には、「続けるか、どうか」の決断を迫られる場面が、きっとあるのでしょうね。

今回、とても熱量の高い、いわゆる神回だったと思いますよ。

ラジオでは、あまり触れられなかったエモいポイントを一つ補足しておきます。高校演劇は、年度をまたいで、1年以上をかけて県大会から全国大会まで勝ち上がっていきます。ということは、前年の3年生は、たとえ地方大会を勝ち抜いても、全国の舞台に立つ頃には卒業してしまっているのです。最初から、先輩から後輩へ引き継ぐことを前提としているのです。それを承知で3年生は舞台に向かうのです。どうです? これだけでも、いろいろ想像して、ぐっときませんか?

私は、今回の特集を聴いているだけで、4回ぐらい泣けちゃいましたよ。