Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マヤ

『W旦那+(プラス)』 TAKAOMI37 三代目妄想劇場ショートストーリー

2018.09.06 23:00

マネージャーと警察官が敷地内に入ってきた。




臣とELLYが拘束している女の前に行き手錠をかけた。




「連行します」




「お母さん…助けて!」




「ちょっと話を聞いてください!」




老母が今度は警察官の腕にすがった。




「容疑者の母親だな?署まで同行してもらおう」




パトカーの後部座席に警察官に挟まれて女が乗せられた。



母親も別のパトカーに乗り込んだ。



「たぁくん‼︎ママすぐに戻るから…待っててね!」



「おねーしゃんが…」



「パーパ!おねーしゃんたしゅけてあげて」



「たっくん、大丈夫だからね」



「隆臣‼︎よかった…どれだけ心配したか…」



臣は隆二の腕から隆臣を受け取った。



「隆臣…」



キツく抱きしめられ、隆臣は臣の胸に顔を埋めた。



「ああ‼︎…隆臣くん!よかった!無事で…」



臣の足元にマネージャーがへたり込んで号泣している。



無精髭も伸びて、げっそりやつれた感じがする。



臣の胸からひょこっと顔を出し、隆臣がマネージャーに言った。



「鬼しゃーん、遅かったねー!」



「隆臣?鬼って?」



「おとーしゃんとパーパがお仕事終わるまで、おねーしゃんとかくれんぼしてたのよ」



「え⁉︎」



マネージャーは涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げて隆臣を見た。



隆臣がマネージャーを指差して言った。



「マネージャーしゃんが鬼だったのよ、おとーしゃん」



「隆臣はずっと、かくれんぼしているつもりだったんだ…」



「あーあ…」



「おとーしゃんにチョコついたよ」



臣のTシャツにチョコがべっとりついている。



「…いいよ!チョコくらい…」



また隆臣をぎゅっと抱きしめた。



そんな二人を隆二が大きく手を広げ、包み込んだ。



「おとーしゃんもマネージャーしゃんもパーパよりおヒゲしゅごいね♫」



みんなが隆二達を取り囲んだ。



「るーたん!よかったね♫」



隆二は近くに来た乃愛を抱き上げる。



「乃愛…ほんとにありがとう!」



頬にキスされて乃愛が嬉しそうに微笑んだ。



「きゃあ!るーたんくすぐったいょ」



「あー!いーなぁ、たぁくんもパーパとチューしゅるの!」



臣の腕から身を乗り出して、隆臣が隆二の頬に可愛い唇を当てた。



「たっくん…」



「パーパが泣いてるよ、おとーしゃん」



「早くお家に帰ろうね」



臣の目から光の粒がこぼれ落ちた。




つづく