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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

大人の背中を子どもは見ている

2018.09.11 15:00


「先生見て!過去最高点!」


とにかく嬉しかったのでしょう。学校からダッシュで直接塾へ来て、本日返されたテストの報告をしてくれた生徒がいました。にんまりとしたその笑顔は、我々の原動力でもあります。


夏、頑張ってたもんね。その後も次々に嬉しい報告が続きました。残念ながら目標達成できなかった生徒とは、しっかり状況を分析して、成長ポイントと課題を見つけ、これからの学習にどうやって活かしていくかを話していきました。


頑張った夏を越えて、ちょうどその成果がテストの点数や模試の結果に現れ始めるこの頃、いっぱいの笑顔に囲まれながら、実は、僕たちは学力とは別の成長にも出会うことができていました。


小学生が散らかしたスリッパをさり気なく整理する中学2年生。


自習生が残していた消しカスに気付いてさっと集めて捨てに行く高校1年生。


夏の間ずっと教室に居たからもう主みたいになってて面談に来た見知らぬ保護者にも丁寧に挨拶する受験生。


傘立てに傾いたまま刺さった傘を誰も見ていないのに直す中学1年生(実は僕が見ていた)。


「ありがとうございました!」と大きな声で挨拶をするようになった人見知りの小学4年生。


エレベーターのボタンを押しながら「乗りますか?」と見知らぬ保護者に聞いてお礼を言われた小学6年生。


挙げればきりがないけれど、彼らの静かな、だけど劇的な、確かな成長に、僕らは毎日驚かされながら、沢山の元気とパワーを貰っています。


「お、そんなこといつの間にできるようになった!?感動したわ」


スリッパを整理していた生徒にそう声をかけると、


「え、だって先生たちいつもやってるじゃん」との返答。


もうね、さらに感動しました。


と同時に、「そうか。僕らが彼らを見ているのと同様に、彼らも僕らのことを見ているんだ」という当たり前のことを再認識しました。


僕ら大人も、なるべくカッコイイ姿を見せなくちゃな。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

そういやちょっと前に、こんな記事も書いていました。