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胆振東部地震と大規模停電

2018.09.07 21:25

真夜中に突然の緊急地震速報。びっくりしたけど、そのまま寝落ちして、明け方の通知で初めて停電になっている事を知りました。

しかも北海道全域て大規模停電になったという事は、、、嫌な予感がしつつも、とりあえず連絡取れるところに安否報告。そのうち電波もなくなり、孤立状態に。

ラジオも、備蓄食も備えておらず、なんという準備不足というか、危機管理不足の甘さを思い知る次第。

このまま何も起こらない事を祈りながら、自宅に籠るしかありませんでした。


唯一、断水にはならなかったので、TOTOのネオレストトイレは手動で使えました。横のカバーを外すとひき紐があり、水を溜めて流す構造になっています。

また、使っているハーマン製のビルトインガスコンロは点火が電池式だったのと、ガス供給も止まらなかったお陰で、お湯を沸かすこともできました。

こういった非常時に使える住宅設備を選んでおいた事が今回は助かりました。


ただ今の季節が冬だったと思うとぞっとします。もっともっとパニックだったはず。
冬の北海道は即、命の危険と隣り合わせになってしまいます。今回の経験を元にできる準備はしておかなきゃ。


やがて闇の世界へ。小さな灯があるだけでもホッとします。夜空を見上げるとこんなに星があったのかという位輝いてました。


次の日の会社に向かう道はいつもと違う雰囲気。そう信号機が付いていないのです。けれど、ドライバー同士が譲り合ったり、アイコンタクトしながら走るのを垣間見れたり。

SNSやラインで、助け合ったり、励ましあったりする内容にも勇気付けられ、それはそれでとても嬉しかったです。


普段、当たり前の生活がどれだけ幸せなのか、そして見えていないものを見るきっかけにもなり、色々思う事の多い今回の出来事でした。