Plant-based life 24⭐︎ハーブをお薬として使う方法その2/お薬とハーブ
お散歩途中に咲いていた黄色い薔薇!
こんにちは!みゆきです♡
キッチンメディスンの基本のキの続きでしたね。
ハーブを使ったレメディーの作り方は、前回ご紹介した方法に加えて、Electuaries((蜜を混ぜて甘くした)なめ薬やSyrups (シロップ)、軟膏やローション、湿布があります。
では、ここでクイズです!
なめ薬とシロップの違いは何でしょうか?
昔から伝わるなめ薬は、ハニーとハーブを混ぜてペースト状にしたものを言い、小さな子供によく使われてきました。消化器系をスムーズにし、熱などのにも効果的です。
一方シロップは、お水にお砂糖とハーブを入れて煮詰めたものを言います。お砂糖を蜂蜜に代えて作る事もできます。
お砂糖はハーブの抽出の補助もしながら、保存剤としても働いてくれる為、滅菌した瓶で長期保存が可能なのです。
昔は、フルーツジャムキャニングさせて空気を抜いて長期保存をしていたのと同じ感じです。甘くする、塩辛くする事は、昔の人にとって食材を長期保存する為のとても大切な方法だったわけです。
さて、ここでもう一つクイズ!
塗り薬も軟膏やバームがあります。アメリカ🇺🇸では、Ointment 、Salveds、Balmと3つの他にクリームという存在もあります。
何がどう違う??と言いますと、硬さの違いです。
Balm>Salve>Ointment>Creamで、
バームが1番硬め。Ointment はオイルなどが多めでソフト。そしてクリーム意外は基本的にオイルやワックスなどがベースとなっております。クリームは水とオイルを乳化させて作るのでかなり柔らかくなります。
ほかにもローションにして使う事もあります。
あと忘れてならないのは、湿布です!
これまたアメリカでは色々言い回しがあり、「湿布」で良いじゃない?と思うのですが、念のため、トレビア〜としてお伝えしておきますね😆
Poultice と言われる湿布は、ハーブを切ったり、
煮たり、砕いたり、すりつぶしたりして、オートミールや小麦粉、フレッシュジュースやアップルサイダーなどを混ぜてペースト状にして、患部に湿布する方法です。昔ながらの方法と言っても良いくらいの湿布ですね!
Compresses (またはFomentation)は、ハーブの溶剤(ハーブウォーターやティンクチャー)などに清潔な布を浸して患部に湿布する方法で、温湿布や冷湿布をする事が可能です。
急性に炎症には冷湿布が好ましく、慢性な痛みには温湿布を施すのが一般的。
同じ湿布でも液状または泥状のものを皮膚に擦り込んで用いる湿布を、Liniment(リニメント剤)またはEmbrocationと言います。石鹸や脂肪油に薬剤を混ぜたものらしく、擦剤(さつざい)とも言われていたよう。今は使われていないので、ピンとこない感じです。
最後にお風呂で使う方法です。こちらは今までの方法を利用したものをお風呂で使う感じです。所謂ハーブ風呂で、ハーブそのものを使ったり、ティンクチャーを使ったり、ハーブオイル、ハーブ塩と様々使う事が出来ます。
お薬と同じじゃない?と思いませんでしたか?
その通りです♡元々ハーブは食材でもあり、お薬でもあったわけですから当然のことなのです。
元々ハーブの効能に疑問をもち、なぜこのハーブを摂ると痛みが和らぐの?精神が高揚するの?そんなところから、ハーブが研究されて、このハーブに含まれる〇〇という成分にどうやら痛みを緩和させる作用があるらしいという発見から、どんどん解明され、その効能に特化させて合成させて作ったものがお薬です。
ハーブはお薬より弱いよねと感じるのも、その効能に特化しているわけではなく、色んな成分がバランスよく含まれているからです。
ある成分に特化していても、その植物が生き残れないからです。もちろん、ある成分がものすごく多いという植物もあるので一概には言えませんけれどね。
できるだけ体に負担にならず、体の治癒力をサポートする形で、健康元気な体をキープする為に、ハーブやスパイスの力を借りましょうよ!というご提案なわけです。
しかも食としても使える!って嬉しくないですか?
前置きが長くなりましたが、ここから一緒に学んでいきましょう🥰
今日もありがとうございます♪
みゆ♥️
このところ呼吸器系の調子が優れず、
毎日マヌカハニー&レモン&ジンジャードリンクを作って飲んでおります。
まさにこれもキッチンメディスン☺️
これからの季節にマヌカハニーがあるととっても重宝です。次回マヌカハニーの話題にしようかな。