アップルミント
リンゴとミントをミックスしたようなやさしい香りが人気のミントです。白い毛の生えた丸い葉をしています。
シソ科 多年草 ユーラシア大陸・アフリカで自生
育て方
夏から秋にかけて白い花を咲かせる栽培には堆肥か腐葉土を少し混ぜた土がおすすめです。また多年草のため大切に管理すれば毎年春になると株が大きくなって新芽がぐんぐん育ちます。収穫は根元から5~10cmくらいのところで茎ごとばっさり切ってください。下の葉を必ず残し深く切り過ぎないように注意です。
ミントはやや湿り気のある土が適した丈夫で育てやすいハーブです。夏向きのハーブといえます(暑さの厳しい時期は日陰で)。伸びたランナーの所々に土をかけておくとそこから発根して新しい芽が伸びてきます。繁殖力が旺盛でどんどん育つのであまり手をかける必要はありませんが、反面、地下茎で繁殖し交雑しやすく、ほかの植物を圧倒するほど増えるのでできれば単独栽培をおすすめします。庭や大型のプランターなどで栽培する場合、他のミントと混ざらないように鉢のまま埋めこむか1m以上間隔をあけてください。もしくはブロック、ビニール、板などで地中を仕切ってください。ミント同士を隣り合わせにしない方がよいです。耐寒性はありますが、極端な乾燥とムレには注意です。梅雨時から真夏にかけては病気にかかりやすいので収穫を兼ねて葉や枝を刈り風通しをよくしてください。収穫しても次々と新葉が出てきます。もし病気にかかった場合はその枝を切り取ってください。繁殖は挿し木または株分けで。同じ土壌で栽培を続けるとどうしても養分が少なくなるので3年ごと(春か秋)に株分けを。草丈約30~100cm。多年草・耐寒性あり。
活用方法
ハーブバスとして使う場合、かなり大きく茂ってから葉を収穫します。直接バスタブに入れずに布の袋(柄の少ない、巾着の代用も可能)などに入れて蛇口のそばにつるしてください。入浴中にお風呂の中で袋を軽く揉むとかなり豊かな香りが広がるはずです。他にも魚料理、肉料理、卵料理、ゼリー、飲み物、サラダ、ソース、ビネガーなど多彩に利用できます。草丈約40~50cm。