共感しすぎるデメリット
私は今まで、実際体験した震災というのは、東日本大震災だけです。
被災、といっても東京でしたので、さほどの被害はありませんでした。
大変だったのは、交通機関の乱れと、お米とトイレットペーパー不足くらいだったと記憶しています。
生活自体も、節電や節水など、できるだけの協力をしましたが、
我が家は真冬に水道管が破損して一週間近く水に不自由した経験もありましたし
真夏に冷蔵庫が壊れて、五日間ほど冷蔵庫のない生活をした経験もあり
その辺は「大変だった」という思いはありません。
ただ、その時思ったのが
HSPの方は、そうは行かない、ということ。
相談に乗ると「疲れる」わたし 高野 優 (1万年堂ライフより)
↑ こんな経験がある方、いらっしゃいませんか?
テレビに映る事件とか、事故とか見て、「怖くて飛行機に乗れない」「車なんて絶対運転しない」と思ったり
「ご近所に変な人がいたらどうしよう」と、外に出れなくなったり。
このタイプの方は、震災のニュースを見るだけでも相当疲れてしまうと思います。
私の知り合いも、その時は鞄の中に必要なモノを全部詰め込んで持ち歩こうとしていましたが、その鞄を取られてしまったら、大変なことになる!という不安から外に出れなくなってしまいました。
それなのに、ニュースを見ながら 「なんとかしなくちゃ!困っている人がいるんだから!」 と、ボランティアに行こうとしたり。でも、外に出るのが怖いから、そんな「なにもできない」自分を責めたり。
このタイプの方は、普段からなるべく暗いニュースとか、情報番組とかは見ない方がいいです。
今回は、台風や豪雨(雷雨)などそんな異常な天候の変化もありました。
こちらも違う意味でもつらい方、いらっしゃいますよね。
すべて空気でわかる? 高野 優 (1万年堂ライフより)
私は急激な気圧の変わり目はダメです。頭痛と吐き気を催します。
昔からお天気病みするタイプだと自覚しております。
両方敏感な方は、心も身体もぼろぼろになってしまいますよね。
もしかしたら、ご家族の中にいらっしゃるかもしれません。
気にかけてみてくださいね!