湿疹・肌トラブルの原因は、亜鉛不足かも？
次男は、生後１ヶ月過ぎから湿疹が出始めました。
もしかしたら、栄養不足で新陳代謝が落ちているせいもあるのかもしれません。
授乳するわたしがビタミン・ミネラル不足にならないように、食生活を見直していこうと思います。
おでこに出ていた湿疹が顔全体に広がってしまったので、動物性食品（魚と鶏肉を食べていました）をやめて様子をみて、５日目の写真。
湿疹の赤みはだいぶひいてきたかな？
あいと（生後５１日）
2016.4.4 撮影
妊娠中に食事の栄養計算をしてみると亜鉛不足の日が多かったので、胎児のときに亜鉛の体内貯蔵が不足しているのかもしれません。
また、妊娠中に鉄欠乏性貧血になり、ヘム鉄のサプリメントや滋養鉄を摂っていました。鉄分の過剰摂取が、亜鉛の吸収を阻害することも影響していた可能性もあります。
★ 妊娠・授乳中は、胎児や赤ちゃんの成長促進に多くの亜鉛が必要です。
しかし、亜鉛は腸管からの吸収率が低い栄養素なので、かなり意識して摂るようにしても体内の貯蔵が不足しがちです。
ですから、胎児や母乳で育つ赤ちゃんに十分な亜鉛が行き届くように気をつけなければなりません。
亜鉛は、細胞の再生・新陳代謝に欠かせない必須ミネラルです
亜鉛は、皮膚の新陳代謝にも欠かすことのできない栄養素です。
細胞膜を安定化したり、皮膚の安定性を保ったり、皮膚の傷や炎症の修復促進作用があります。
亜鉛が不足すると、皮膚細胞や粘膜細胞を再生する新陳代謝が落ちてしまい、古い皮膚組織が肌の表面に残るので、肌荒れなどの様々な肌トラブルを起こしてしまいます。
亜鉛欠乏症には、皮膚炎・発疹・皮膚の傷の回復遅・脱毛などもあります。
亜鉛の摂取量の目安
亜鉛の１日あたりの推奨量は
成人男性 12mg
成人女性 9mg
妊婦は +2mgの付加
授乳婦は +3mgの付加
（厚生労働省『日本人の食事摂取基準2010年版』）
亜鉛の含有量
肉類以外の食品100g当たり（単位：mg）
アマランサス 5.8
納豆 1.9
ひよこ豆(ゆで) 1.8
ごま 5.9
カシューナッツ 5.4
アーモンド 4.4
らっかせい 3.0
ピスタチオ 2.5
いわし(生) 1.1
さば 1.0
さわら 1.0
あじ(生) 0.7
干しえび 3.9
焼きのり 3.6
カットわかめ(乾) 2.8
あおのり(乾) 2.6
干ししいたけ（乾） 2.3
切干大根(乾) 2.1
そら豆 1.9
グリンピース 1.0
酒粕 2.3
みそ 1.1
なぜ亜鉛不足になるのでしょう？
◆亜鉛の吸収を阻害する成分があります
・食物繊維
食物繊維がミネラルを吸着し、吸収を妨げます。
全粒穀物には亜鉛などのミネラルが多いのですが、同時に食物繊維も多いので、食べ過ぎに注意です。
・タンニン
コーヒー、紅茶、緑茶などは食事と一緒に飲まないようにしましょう。
・シュウ酸
ほうれん草などに含まれるシュウ酸は、亜鉛と結びついて吸収を妨げます。
シュウ酸が多い食品を食べ過ぎないようにしましょう。
（ビート、紅茶、チョコレート、ココア、乾燥イチジク、コショウ、ラム肉、ナッツ類、パセリ、豚肉、レバーなど）
・ポリリン酸（リン酸ナトリウム）（リン酸塩）
スナック菓子やインスタント食品などに使われている食品添加物
◆加工食品などの亜鉛が少ない食品を常食している
精製された小麦や砂糖で作られている加工食品には亜鉛が少ない
インスタント食品（インスタントラーメンなど）・スナック菓子・白パンなど
◆ストレスに対応するために亜鉛が消費されます
◆アルコールの飲み過ぎ
アルコール分解には、亜鉛が多量に消費されます。
◆激しい運動や労働によって、亜鉛が多く消費されます。
◆薬物の使用
降圧剤、利尿剤、抗生物質、抗菌薬、高脂血症薬、抗ガン剤などの薬物や、放射線（放射線治療）によって、亜鉛が多く消費されます。
◆生産効率を上げるために除草剤や農薬や化学肥料を長いあいだ使用する土壌には、亜鉛、マンガン、鉄、銅などの微量ミネラルが不足します。
化学肥料の窒素・リン酸・カリなどだけが多くなって、ミネラルバランスが崩れた土壌で栽培された作物を食べ続けていると、慢性的なミネラル不足になってしまいます。
家族の健康のためにも、環境のためにも、できるだけ自然に近い環境で育った農作物を頂きたいです。
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今日も美味しいお米やお野菜を頂けることに感謝です
家族が元氣でいられることに感謝です
ありがとうございます
あいとまことは熊野の山里に移住して
お陰様ですくすく成長しています♪
近所の赤木川で水遊び♪
あいと 2歳5ヶ月
2018.8.6
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