科学教
日本人はどうやら”科学”を信仰の対象としている”科学教”の信者が多いようだ。
幽霊やUFOなどの目に見えない存在を頑なに否定し、何でも科学を用いて解明しようとする。
——その謎を解き明かしたところでどうなる?
経済が発展するのか? 犯罪が減少するのか? 平和な世が創造されるのか?
……どれも答えはNOだ。
見えない存在の正体を見破ったところで何も変化はない。
⇒強いて言うならば、その科学者が悦に入るだけだろう。
自己満足に浸って地位や名声や札束に酔いしれる。典型的な物質主義的価値観の在り方だ。
科学者たちは世の中に多大なる貢献をしてきたが、霊や前世や死後の世界の真相を解き明かそうとすることに関しては愚かで時間の無駄である。
自分が気持ちよくなるための研究ではなく、他者が喜び幸福になれる研究に時間を捧げるほうが重要であり有意義な人生ではないだろうか。
人間が霊的存在なのだから、霊とは一体何であるかのアンサーは……人間。
⇒これが100点満点の真実だ。
それなのに学者たちは、やれ低周波だの電磁場だの脳の異常だ! などの言葉を並び立てて答えを導きだそうとする。
それはまるで、1+1の答えが2であるという周知の事実を誤答だとみなして、他の結論はないかと様々な角度から見いだしているようなもの……。
そんな学者たちの中にはオカルトの類を否定していながら、お盆にはお墓参りへ行き、初詣に出向いて御守りを購入して、厄払いをする者もいる。
それだって否定してきた霊たち(見えない存在)のパワーが携わっているのだ。
——神様だって霊。高級霊なのだ。ただ、神という名称があるだけで霊性進化の程度は違えど私たちと同じ霊なのである。
論理づけて幽霊を否定していながら神頼み(霊頼み)をするのは矛盾しており、虫が良すぎるのではなかろうか?
願掛けするほどの祈願があるのならば科学教で得た知識で問題解決に挑めばよい。
霊的世界を否定する者に神も守護霊も御先祖様もコンタクトをとろうとは思わないはず。
その次元に達していない者に神のご加護を授かるなど不可能に近い。
人間側が猜疑の眼をもっているのだから、向こうの世界とチャンネルが合うわけがないのだ。
さらに、その学者たちを一目置いて、発言する内容を無条件に信じて「霊はいないんだ!」と信じる者たちが日本には山ほどいる。
⇒おそらく日本人の過半数が科学教信者……。
日本人は「偉い人」という肩書きに弱く、権力者で頭脳明晰な人物の意見を絶対だと見なす傾向があるようだ。
霊的世界を信用しない者たちは死後、その絶対真理を向こうで知ることとなる。
そこで「なるほど、そうゆうことですか」と早急に受け入れて臨機応変に対応できれば良いのだが……。
根っから霊的世界・存在を否定している場合は覚醒に時間がかかり、とても戸惑うことだろう。
郷に入っては郷に従えだがそうは上手くいかない。
霊界の高級霊たちがあの手この手で霊的真実を説明するが、生前そういった情報を拒否してきた者たちは容易くYESとは言わないものだ。
⇒科学教のドグマに侵されているのだから……。
●霊界の方々に手間をかけさせないためにも、科学教を信仰するのはほどほどにしてスピリチュアリズム(霊的真理)を学ぶことだ。