三代目❤️夢小説(臣隆編fourth)夏愛32
2018.09.09 23:00
「映画で見たまんまだ…」
二人はまだ飽きもせずに、密着して抱き合っている。
あれから何時間経ったのだろうか?
臣が耳元で囁いたのでうっすら目を開けると空が白み始めている。
「…ん?どこが、まんま?」
「ひっつきすぎて、もうどこからどこまでが自分のカラダなのか、わからなくなるって…」
辛うじて浴衣に袖だけは通しているが、中にはなにも着けないで肌が密着し合っている。
「このまま溶け合ってもいい」
「…そうなったらハモれなくなるね」
「それは…困る」
「んな訳ないじゃん…」
「もいっかいチューして…帰るよ」
「…ん」
臣が下になり唇を尖らせて待っていると、
その額から鼻先までゆっくり舌が伝っていった。
「はは…隆二!?…くすぐったいよ」
隆二はなにも言わず、臣と唇を合わせた。
チュッと離れて色っぽく笑った。
「エモイね?」
「ん…お前サイコーにエモイな」
もう一度キスを…と顔を寄せると
大空に二つの光が走った。
「え!?…なんだ?今の…」
言葉の途中で二人がいるすぐ近くに人の気配がした。
確かにさっきまでは誰も居なかったはず…
隆二は慌てて臣の上から降りて目を凝らして見た。
サングラスをかけ、季節外れの革ジャンを着た男がムクッと立ち上がった。
「あー…邪魔して悪かったな、続けろよ」
「…今のは隕石だからな」
言うだけ言って男は煙草を咥えて土手を駆け上がり、何処へともなく去っていった。
「ビビったぁ…」
「急に現れたな?」
「…なんか今の声…お前にそっくりだった」
臣はそう言うと隆二の金髪に触れて、キスの続きを始めた。
つづく