車両直後確認装置向けカメラモジュール「NCM-20シリーズ」を「シーテック」で世界初公開　日本ケミコン

　アルミ電解コンデンサの世界トップシェアメーカーの日本ケミコン（上山 典男社長）は、自動車（おもに商用車）が後退時に発生する事故防止に繋がる車両直後確認装置向けカメラモジュール「NCM-20シリーズ」を「CEATEC2023」会場で世界初公開！

　「NCM-20シリーズ」はバックモニターに組み込まれることを前提に、従来商品の２から３倍の高画素化と広い視野角を実現。さらにイメージセンサーの光学性能を最大限に引き出す独自のノウハウを投入することで、 鮮明な画像を運転者に提供し、危険察知、 後方の確認が容易になることで、運転者のストレス低減や労働時間の削減に貢献できる。

　「後退時車両直後確認装置」は、後退時に発生する事故へのさらなる安全対策の強化が求められている背景から、国際基準（UN-R158）に沿った装着が義務化されており、日本でも法令化。今後市場拡大が見込まれる。今年12月よりサンプル対応が開始。来年3月から量産開始の予定だ。