マッスルモンク
2018.09.09 11:05
マッスルモンク
Running on Karma
2004年10月6日 新宿 テアトルタイムズスクエアにて
(2003年:香港:93分:監督 ジョニー・トー、ワイ・カーファイ)
アンディ・ラウ(劉 徳華)がストリップをするということで香港では話題騒然の映画だったという・・・
設定ははちゃめちゃなんですが、最新3Dサイバースキャンを導入したボディ・スーツでむきむきのアンディ・ラウが一番、びっくり。
冒頭、その過剰むきむきでストリップしてるんです。目が点になる絵ですね。点点点。
そこから話は急展開、刑事のセシリア・チャンと出会って犯罪に巻き込まれてしまい、アンディ・ラウは実はもと中国の寺の武僧で、舞台は中国へ~
香港の犯罪のスタイリッシュな部分と中国での戦いの部分、これはっきり監督別ですねってわかるのですが、観ている間はとても楽しいです。こういうはちゃめちゃは香港ならではのノリ。
しかしその人のカルマ(業)が、前世が見えてしまうということから起きる悲劇の話でもあって、また、セシリア・チャンは可哀想な役でありました。
しかしこの映画で、アンディ・ラウは香港電影金像奨(香港アカデミー賞)の主演男優賞を受賞。(2度目)
1度目はやはりジョニー・トー監督のフィルム・ノワールの傑作『暗戦・デッドエンド』でしたが、う~ん、これはアンディ・ラウ様人気のなせる技かなぁ~でもこの映画でアクションもコメディもシリアスも全部こなしているのは、さすが香港大明星です。