物事を習得するプロセス

2023.10.13 23:00

何かを習得する時、私たちは必ず、ある特定のプロセスを踏んでいきます。


それは、以下の4段階。


①知らないしできない 

 (無意識・無能) 

 楽、快適

             ↓

②分かっているけどできない

 (有意識・無能)

 苦痛、不快

    ↓

③意識すればできる

 (有意識・有能)

 苦痛、不快

              ↓

④意識しなくてもできる

 (無意識・有能)

 楽、快適


①の段階の時は、まだ何も知らないわけですから、ワクワク、楽しい感情が湧きます。

なので頑張れる。


でも、②の段階に来ると、分かっているのにできない、という苦痛ゾーンに入ります。


そして次へ進む②から③には壁があり、②の苦痛に耐えきれず、①の快適ゾーンに戻ろうとしてしまう人が出てきます。


ただ、それは、その物事を習得することを諦めることになってしまいます。


②の不快ゾーンに耐えて、コツコツと練習や学びを続けていれば、いずれ③の、意識すればできるレベルに到達します。


ただ、そうすると快適になれるかというと、まだそうはいかず😅

意識すればできる、なので、できない時があったりと、まだ自分はできない、いつになったらできるんだろう、などと思いやすいゾーンになります。


それでも諦めずにコツコツと積み上げていくと、④の、意識しなくてもできるゾーンに辿り着きます。


②③の不快ゾーンでどれだけ忍耐力をもって諦めずに続けられるか、が大切になってきます。



英語習得や何かの技術習得、何にでもこの法則が当てはまります。


ピアノもまさにこれだと思います。

1曲弾けるようになるだけでも、①から④のプロセスを歩みますね。


④のレベルが、勝手に指が動いて無意識で弾ける段階。


これから発表会の曲が弾けるようになるまでに、みんなこの、分かっているのに弾けない、を通ると思います。


だけど、そこを乗り越えたら、弾ける!できる!ゾーンに行けますので、それを楽しみに頑張ってくださいね😊


自信になること間違いなしです♪