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インド旅〜インドの女性たち編2〜

2023.10.18 11:00


前回の続きです。




旅先では、インドの素敵な女性たちに出会うことができ、

楽しかったし、癒されたし、嬉しいことがたくさんありました。



国が違っても、同じ時を生きていて、こうして出会えることは、かけがえのない貴重な時間だったなぁと思います。



街中では、出歩く人も、お店で働く人も、男性が圧倒的に多く、

入ったカフェやレストランで、お店で、仕事している女性は、

(もしかしたらどこかにいるのかもしれませんが)



北インドでは、ほとんどが男性で、とても少ないな〜という印象がありました。



それは不思議な光景でしたし、道を歩いていても、

人は多いし、男性が多くて

(日本人だから、ものすっごい見られます笑)


最初はそれに慣れなくて、なかなかの緊張感で過ごしてました。


そのための、このストールか!と思ったりもしました。(目線を避け、顔をかくすためもあるのかもなと...)



女性のクルタやパンジャビドレス、ヘナタトゥー、バングルなどは

美しさやお洒落や楽しみと一緒に、どれも魔除けや邪気払いの意味合いも同時にあって


目にはまだ見えていないエネルギーを感じ取る感性と


この国で女性が生きることはそれだけ大変なことなのかもしれないなぁ・・とも感じていました。






北インドでは、マーケットやガンジス川、人通りがあるところでちょっと立ち止まっていると、

話しかけられることがよくあり、だんだん集まってきたりして


そのうちになんだかみんな好きに話してて。自由だーー!!そしてみんな声おっきい〜(笑)



初めは警戒してたけど、慣れてくるとそれは、面白おかしいものになってきました。


世話焼きで、話すのが大好き。(単に暇なのかもしれない笑)


愛すべき、愛しいインド。



そしてよく「セルフィー!セルフィー!」といって、カメラを向けられ、

一緒に写真を撮られることがとてもよくありました。




撮るときも、撮った後も、みんな笑顔で、嬉しそうで、おもしろかったなぁ〜!



どこかのインド人のSNSにのってるかも(笑)

いつもいろんなところで、ぎゅうぎゅうになって座った(笑)人口密度高かった北インド。





そんなこと、お店の人も、レストランの人も、話しかけてくる人も、セルフィーって声かけてくる人も、力車の人も、タクシーの人も、みんな男性。


女性だけで歩いていたり、買い物してたり、話しかけてくることはなくて。




女性たちは一体どこにいて、

どこで仕事しているんだろう?




と思っていました。





そしたら、インドでは女性は家から一人では出てはいけない。

ということがあるとのことを聞きました。



外出するときは、家族と一緒ではないとでられなくて、

それはもう生まれた時からそうなのだそう。



結婚したら旦那さんと一緒でないとお出かけできない。



子どもが兄弟でも、男の子はお隣のお家に自由に遊びに行けるけど、


女の子はお家から出ることはできないので、一緒にお隣のお家に行くことはできない。



そんな教えがインドにはあるということを知ることもできました。




大人になっても、日本でいう女子会やランチ会、お茶したりもないし、


友達とお出かけしたり、そういった文化もないのだそう。



ガンジス川✨冷たくて気持ちいい。





お家で何してるのかと聞くと、家事をしたり、お料理に使うスパイスを作ったりしていて、

スパイスを作るその工程は、手間がかかることで、そういったことを日々しているようです。






それを聞いたときは、なんとも言葉が出てこず...



何も言えませんでした。






インドの女性たちはどんな世界に住んでいて、


世界はどんな風に見えているのだろう。






そんな風に思ってただ見ていました。










インドはすべてを包容して生きていくような、

兎に角、振り幅が果てしなく広く、奥行きが底なしのようなところで


秩序が無いような、それでいて信仰心がとてもあつい

エネルギーの渦巻く、とてもパワフルな国だったのですが





こうしたインドの女性たちのエネルギーみたいなものは


お家の中あり、お家を温めていて、祈りや想いを送り

神聖な気持ちを大切に過ごしているのだなぁ〜と思いました。



食事を作るときも、お掃除をするときも、神のことを考えながらする。



それが、神の祝福を受けた食事になり、お家となる。


その料理によって食事をし、暮らし、精神の高揚した雰囲気を作り、

一家が素晴らしい生活をすることができる。



私がお世話になったご家庭でも、神の教えを呟きながら朝食をいただいていました。





学食で。毎食できたての手作りの全粒粉チャパティ🫓 美味しかったなぁ〜!





表現をしたり、自由に楽しみを見つけたり、新しいことを学んだりするようなところは、まだ静かに眠っている様子を感じました。




カースト制度も廃止になっていると聞いてはいましたが、色濃く感じられる。


この一目でわかる感じはなんなのだろう...と思って見ていました。



(目の輝きや、体型、肌の感じ、発しているエネルギー、、、全然違うのです。特に瞳の感じ。)




産まれた家によって、生活の仕方、考え方、価値観、職業、がほぼ決められている。


宗教のより、就ける職業も限られる。



結婚はカーストや宗教が同じでないと、それはもう大変だろうなぁ〜と想像できました。



これらは外側の条件のようなことで、生きてく上で大切なことですが


もうひとつの側では、



ヨガでは「身体・心・魂」の3段階があり、そこへ働きかけていくのですが


この「魂」の部分がインドでは浮き立って見えました。



インドの人が仕事してる姿はどこを取っても絵になっていたのですが



魂と馴染んでいるのだと感じました。


「この仕事一筋、もう500年目よ〜!」という具合に。


学食のおばさん。ジブリにでてきそうな人。人柄もご飯も美味しくて、大好きだったな〜!






こんなに秩序がない(ように見える)のに、そのあたりはなんというか、身体に流れる「血」みたいに一体化されてる感じ。



不思議でした。



どんな風に捉えたり、考えたりしてるのかな?って思いました。




そんなインドの女性たちを見るともなく見ていては、まだまだ美しく輝くだろうなぁと感じていました。



そして、これから少しづつ時代とともに変化していき、上手に開いて目覚めていくことになるとしたら、



どんな風になるのだろう?


どんな国になるのだろう?



計り知れないなぁーと思いました。


インドでよく見かけた、ドゥルガー女神。






そして、インドでは、女性の心の中には皆、シャクティという神が宿っていて


そのシャクティが姿を変えてこの世に現れている。と言われています。





家庭の中に女性がいることで、祭事を行うことができ、神様が喜ばれるのだとか。








続きます💫





思いの外、長くなったインドの女性たち編。


次回、インドの女性たち最終編です。