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個人的名盤(邦楽)

2023.10.14 16:00

70年代のロックや、80年代のメタル、90年代のオルタナなどなど、基本的にその辺りを聴いて大人になったわけだが、意外とそんなのも聴くの?というアルバムが結構ある。

サザンの稲村ジェーンのサントラ。これは多分先日亡くなった叔父が、我が家に置き忘れていったものをたまたま聴いたのが最初だった気がする。ギターを買ったばかりだったから、多分中学二年生の誕生日前。ということは13歳か。そんな早くから楽器持ってたんだな、俺は、、。それはさておき、当時まったく興味もなかった稲村ジェーンのCDを部屋でかけた。スパニッシュっぽいギターで全然盛り上がらない。こりゃダメだ、と思っていたところであのサビで心を惹きつけられ、そのまま有名な希望の轍へ。東京サリーちゃんも60年代後半のロック感があって好きだった。真夏の果実は、夜にドライブするときなんかは今でも聴く。断捨離しまくって、CDなんか殆どなくなった今でも自室のラックにまだCDがしまってある程度に気に入っている。


そして徳永英明。どのアルバムがいいか悩みどころではあるが、セルフカヴァーのこれがアレンジも良くて気に入っている。有名な壊れかけのRADIOは、、若かりし頃、実家から東京に戻り、電車やらバスやらで自宅に帰る時によく聴いたな。華やいだ祭りの後〜の歌詞がたまらなく好きだ。気を張って生きていた当時の自分の心情によく合っていた。今聴いても当時を思い出して切なくなる。MYSELFも同じ感じだ。夢を信じて、は楽器を始める前の小学生の頃に聴いて好きになった曲。書いていて思ったが、このアルバムは好きなアルバムのトップ3に間違いなく入るな。The BeatlesやNIRVANAよりも上だ。そしてこのアルバムはアレンジもサウンドも良い。ギターの音なんて理想的だ。皆一度聞いてみて欲しい、と思う。

最後にイエモン。これは意外じゃないか、、まあ折角なので。イエモンは実はメジャーのファーストから聞いている。ファーストはそんなに良くなかったが、2ndアルバムでハマり、なんといっても超名盤jaguar hard painが完璧な邦楽のロックで。結局当時のライブには行けなかったが、ロッキンfなどの雑誌で吉井先生がどんどんジャガーになっていく様子を見て、ライブの妄想をしたものである。次のSMILEはまぁ、さらっと聴く程度だったが、次のFOUR SEASONSは一曲目から持って行かれた。「人様に迷惑とコーヒーはかけちゃいけない」「ヤケドしそうな熱い僕のコーヒーはミルクもシュガーも入れない」「奇跡の欠片の指輪を探してる 何処にも売ってない」。は?どういうことだ?高校生男子の心をぶち抜くには完璧すぎた。吉井ロビン先生のオールナイトニッポンは一回目から聞いた。サザエでございまーす、だ。ラジオでライブを聴くことができたが、このころのイエモンは神がかりだった。あの頃のイエモンを超えるライブ音源を聴いたことは、殆ど聴いたことがない。そしてこの後に名曲のJAMだ。ラジオの中で、発売するかどうかわからないけど、、という前置きがあって初めて流れたときのことを鮮明に覚えている。個人的にイエモンのピークはここだった。その後もオールナイトニッポンは聞き続けていたし、SPARKまではしっかり聴いた。次の楽園が出た時に、良い曲だし多分めっちゃ売れるんだろうな、、と思ったがなんとなく終わった感じがした。それからのアルバムは殆ど聴くことはなかったし、最近Apple Musicで聞き直してみたが、やっぱりそこまでじゃなかった。それでもjaguar hard painからJAMまで、リアルタイムで聴けたのは良い思い出。

ここまで最近のマイブーム、麦焼酎のロックを頂き、多少酔っ払って書いている。多少じゃないかもしれない。朝起きてシラフで見たら恥ずかしいかもしれない。まぁいいか。全てApple Musicのリンクを張ってあるので、是非聴いて欲しい。洋楽ロックしか聴かないと思われている偏屈ジジイが聴く日本のポップスやロック。聴いてみて、俺と同じように気に入ってもらえると嬉しい。