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louré

2years after

2023.10.17 03:00

午前中のひんやりした空気のなか、木々の間を、草の上を、犬と歩く。


朽ちて伐られた大きな木の切株にのぼる。犬は古びたうろの匂いを嗅ぎ、狂ったように体をこすりつけうっとりしている。なにか魅惑的な成分が出てるのかな?

また歩き出し、かたまって落ちているどんぐりを見つけて突っつき、大小さまざまの鳥たちを追いかける。

たのしいね、と言う犬に、うん、楽しいね。とこたえる。


ひと気のない、森の中の急にひらけたような景色の中に、惜しみなく降り注ぐ日光。鳥の声、風の音、草花の匂い。なんかそういうもの全部が合わさって、表象となる。

まだ完成形ではないけど、どんどんわかってきてます。

そういうものがなければ、私は幸せじゃないんだってことを。


今までだって、ひとりでもいろんなところに行ったし楽しかった。でも、見える景色から受け取るものは違っていた気がします。

となりに寝そべる獣の、自然を凝縮したような美しさがなければ。

私は子どもの頃からそれを知っていて、今、それを取り戻しているんだと思う。

そりゃあ、楽しくないわけないよね。

2歳はもう大人、すっかりマッチョなでかつよ犬が完成しました。

ひとに言うと「それはもはやトレッキングだよ」と笑われるくらい、できるだけ自然の中で好きに過ごしているおかげかな。

犬らしい幸せを存分に味わってほしい。

2021年10月、うちに来たばかりはこんなだった。

エプロンの前ポケットにカンガルーみたいに入って寝るくらい、小さくて。まだ外を歩けないから、抱っこして散歩して…

あっという間です。ほんとうに。


それにしても、スリッパも木のおもちゃも、テーブルもまだきれいだなあ…(のちにすべてバキバキに破壊)