最前線のリーダーシップ ― 何が生死を分けるのか
『最前線のリーダーシップ ― 何が生死を分けるのか』を読み終えました。
いつもよりかなり時間もかかり、また、途中で別の本を何冊か読んでしまったくらい、スーッと入ってこなかったというのが正直な気持ちなんだけど、やっぱり最後まで読もう!と思って、ようやく読了!
なんでそうなったかと言えば、本書の前提が「リーダーとして行動することは、自分の身を危険に晒して生きることである。」や「リーダーとして行動してゆくことは、茨の道なのだ。」、「本書では、リーダーの仕事がどれほど困難であるかを念頭に置いている。」というところにあって、たぶん、そのあたりが本能的に嫌だったんだろうなーと思っています。
根本的に気楽に生きたいので、、、笑
ただ、そう書かれていることは確かにその通りでもあって、だからこそ、スペインの大学院IEのリーダーシップの修士プログラム(Executive Master in Positive Leadership and Strategy)でも、「世界中でリーダーたちが疲弊している」というところから授業が始まり、そして「じゃあ、どうしたら⁉️」という解のようなものも、まさにIEで学んだことそのものだったような気がします。
そして、僕が今一番フォーカスをしているのは、本書でも書かれていた「行動を起こしているさなかに平静でいられることは、生き残り、人々に課題に集中し続けてもらうための、必要なスキルだ。」という点。
平静を保ち、目の前のことに集中するにはどうしたらいいか⁉️
マインドセット研修の考え方から言えば、「平静を保ち、目の前のことに集中せざるをえない環境に身を置く。」ということだと思っていますが、例えばそれは、巻藁(まきわら)を前に真剣を抜いた時がそうかもしれません。
あ、、、そういえば、本書のサブタイトルに「何が生死を分けるのか」と書かれていたけど、それも真剣を持つサムライに通じるところがありますね。
ちょっと抜刀術にハマり過ぎかな、、笑