盆栽ワークショップ開催しました!
10月も半ばにさしかかり、日中との寒暖差に本格的な季節の移り変わりを感じています。
こんにちは、source storeのMです。先日、source store本店では、インテリアグリーンとして盆栽がどのようにお部屋や暮らしに調和するかをご体験いただくためのワークショップを開催いたしました。10月の三連休初日、気持ちの良い陽気にも恵まれ、ご参加いただいた皆様との楽しいひと時となりました。
■盆栽とは
盆栽と聞いて皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか? 和の雰囲気や日本庭園の美しさを反映した立派な松や杉の木の盆栽を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。盆栽は日本発祥の伝統的な植物栽培で、小さな容器や鉢に植物を植え、それを手入れして美しく育てる技術です。最近では伝統的なスタイルに加えて、新しいアプローチやモダンなデザインが取り入れられています。盆栽は植物だけでなく、その配置や鉢などの要素も重要視され、全体が調和するように工夫されています。美しい風景や季節感を楽しむだけでなく、盆栽の育てる過程こそが盆栽の醍醐味とも言われているようです。一般的には、小さな木や草花などを使って、自然の風景を表現しています。
source store本店では、前回の『みどりのある暮らし』イベント内でも、今回の講師である枝露地様の作品を販売させていただき、ご好評いただきました。
※今回の講師である枝露地様のインスタグラムはこちらから
■ワークショップスタートです!
『秋の彩りを育てる』がコンセプトの今回のワークショップ。ご参加の皆様には、小さな鉢の中に季節を感じさせる自然を作り上げていただきます。まず、それぞれがお気に入りの植物や鉢を、お好みの仕上がりを想定しながら選んでいきます。植物も鉢もどれも可愛らしく皆さんも悩んでいるようでしたが、植物の特性などレクチャーを受けながら、熱心にチョイスされていました。
今回ご提案いただいた鉢も作家さんが手作りで焼かれているそうで、それぞれに微妙な形の違いや釉薬による色の違いが、植物との組み合わせによって違う印象をもたらしていました。
選んだ植物を鉢に移し替える準備から作業開始です。
根から土を外し、新しい土で丁寧に鉢に植え替えていく間、店内にはどこか懐かしさのある土の匂いが漂っていました。
ふわふわとした苔の登場です!鉢のカーブに沿って切ったり貼ったり、まるでパッチワークのよう。
必要に応じてワイヤーで枝の向きを整えるなど、繊細な作業が続きました。作業時間はおよそ1時間半、長時間の集中お疲れ様でした。植物と鉢で丁寧に作り上げられた小さな自然の風景、そこに皆さんの想いや感性がプラスされ、とても素敵な作品になりました。
■店内で記念撮影!
完成後は店内で記念撮影!お互いの作品に感心しきりとなりました。以下のお写真は、今回ご参加いただいた皆さまの作品です。それぞれの感性が映える美しい作品をぜひご覧ください。
■終了後はティータイムで和やかに
終了後は枝露地様を囲んで、お手入れ方法や盆栽にまつわるお話などを伺いながら、ゆったりとした時間をお過ごしいただきました。盆栽は、手入れをすることで長期間楽しむことができ、次シーズンに芽吹くまでの間の枯れた状態も楽しむものといったお言葉が、とても印象的でした。
これから厳しい季節へと進みますが、こうした暮らしの楽しみを取り入れながら、心地よくお過ごしいただければ幸いです。今後も暮らしに関する新しいアプローチを、イベントやワークショップをとおしてご提供できればと思っております。
ご参加いただきました皆様、講師の枝露地様、有意義なお時間を頂戴いたしましたことに、スタッフ一同感謝申し上げます。