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お題箱より

2018.09.10 12:57


ベッドの中に花畑を隠して

太陽に必要なのはフリルとビーズ

jeweled blank

>フルーツサンド


花の重みで消える幸福

だれの魔法も守らなくていい

永遠の継ぎ目をなぞる

>まふゆ


りぼんむすびの神様

ベッドに放たれる花束

抱きしめられるようふたりに生まれた

>ばらばらのほうがいい


今日を今日ではなくすため

ゆうれいに相応しい愛の言葉

寝室に海が満ちた合図

>常夜灯


ルージュ・コンフィズリ

水母か蛹かニュームーン

鎖骨を下りてゆく夕やけ

>お黙りレディ


色彩、という穢れ

落ちた空がすこしずつ火になって

きみがいることを夏と呼んだの

>秋を孕むな


途切れた輪の上でだけ会えるよ

いつかきみになる空洞たちへ

おなじかたちの永遠違い

>たいようとつき


ダイヤモンドの被膜

かんむりを編むように振るう

たましいを縒る

>プライド


リボンの端から広がる国

終わり方を知らない呪文たち

さよならだったことのある雨

>夢の続き


----------------------↑2021.8.14更新分


水底にお砂糖の万華鏡

目にしみるアイラブユーばかり

名前のかたちをはみだして、

>レモンばかりが降り積もる恋


まなざしが薄く発光する、透明になる

灯すように息を摘み取る

わたしを閉じるときいつもレモンの匂いがする

>限りなく愛に近いなにか


音速の色彩たち

光の継ぎ目が綻んでゆく

極彩に咲き懸かる透明体

>「川辺の翡翠」


君が燃やしてしまった雪

見えないものを汚すオペラ

「がらくたのはした愛」

>今日も明日も影を踏む

落下していくあらゆる富

「いとおしいと嘘をついてて」

君を知る前、366日


巻き尺のリボンと星殻で

わたしを侵す呪文をその睫毛が堰いている

3秒前わたしだった君のメロウ

>宇宙と君の破壊衝動


わたしと呼吸が分かたれたとき

砂丘にはためいているネグリジェ

太陽にもフリルは必要

>あなたの描く9.5mmの晴天


腐食した雷が喉もとまで根を張って

雨よりも澄んで不透明

「飾り羽も野いばらも同じ」

>君は僕がきらいだろう


マグカップのふちに引っかかっている言葉

日ごと遠くなる「またあした」

すべての透明に色がついてしまう

>あなたのことがすき


メビウスの輪をゆくメリー・ゴー・ラウンド

日ごと透明度を増す閃光

振り下ろされる睫毛に息も出来ない

>貴方に捧げる祈り


音のない青い呪文

鍵穴に結晶する幸い

あなたよりやさしい呪いはいらない

>運命でしかはなれられない


何を溶かしても透明な昨日

横顔のかたちに切り取られた青

薄まっていく夏を飲み干して

>「14歳のサマーソーダ」


水陸両用U.F.O

ポニーテールが人魚みたい

さかさまのノスタルジー

お好きな魔法を歌ってあげる

>サンボンリボン


火花の正しい砕き方

ただふたり氷砂糖をころがして

リボンがなければ蓋は開かない

>マーマレードジャム


羊の皮、毒もつ鱗、うす桜

どのあら野にも雨露を敷く

輪郭と光を見分けられないまま

>「ベアフット」 


チヨコレイトの大災害

匿っているエディブルレター

ばけものにはビスケットの粉々を

>今日のおやつ


こぼれた未来が永遠を名乗っては夜毎

嵐くるむ繭

こんな虚ろを雪だと云う

>ミルククラウン


ブルーライトの金星とふたり

海を湛えて私を見ないで

きみの呼吸が天井を星図にしてゆく

>ねむれない夜の明度


「月がきれい」を反射する

電光とショコラート

春は地表から涌き出で、積もり、胸を潰して

>めがねの君


ただの呼吸じゃ幽霊にもなれない

灰と呼ばれるまで蕾だったもの

野良の火が私を燃やすよ

>死んだいくつもの面影に接吻


灰のひとつぶずつ花片のように

空洞に注ぐための種火

燎原に珊瑚は生るか

>死ネタ


わたしを端から四季にしていく

fluffy femme fatale

フリルとリボンを体現すれば良いのでしょ

>新しい色の爪先


飛行機は渡りのいちばん星

まだ外殻を持たない恋

折り畳んだ羽は空白を湛えたまま

>ポスト


プリズムの粒子が揺らぐ

シトロン・ソーダ・ドレンチェリー

幸福の融点、水溶性

>あなたの呼吸がうれしいの


光に温度をつけること

ドレミファの洪水

あなたはわたしのあかるい孤独

>嵐の夜 


きみの匂いがさよならに染み付いている

耳鳴りが端からちょうちょになって

昨日はお砂糖の味だった水

>指切り


あなたを真冬にしてあげる

冬は水晶の気化した群れ

うまれる前抱かれていた冬

>冬がくるね


欠けてゆく月を眠りで埋めたら

まばたきは花の降るように

銀の色は昏い夜

>夜汽車


なだらかに沈んでいく明か星

人さし指に朝が溜まる

睫毛にかかる霓暈

>夜の羽根


きみの空洞にちょうどいい透明

夜を手繰る栞として

ラブソング・スーパーソニック

>しまわれない扇風機より 


細胞核のオーロラが波打つ

そのまばたきはあらゆる星の融点

朝を曳くユニコーン

>スパンコールのあしあと


早生の入り日が滑り落ちてく

わたしを覆う海境が滲んで

催花の玻璃

>銀竹(ぎんちく/夕立)


体温で溶けるフローライト

オーロラが揺れるより眠たい

わたしが触れるまでうたわないで

>モッキンバード


胸に棲まうか、目だまに睡るか

唇に雨を隠しているね

いつかだった今を光らせて

>夜のいきもの


夏がすこしずつひびわれては光る

ひと声ごと暗くなる睫毛の影

ほどかれた傷が鳴り止まない

>風鈴の音


ギンガムチェックに陽だまりを引っかけて

君の匂いになれない欠陥

お皿に群れるビスケットたち

>今日はいい天気なので、なにもかもお休みにして寝ます


夜をかき混ぜたシュプール

あるときはしっぽ、あるときはリボン

クラブナイトとシンデレラ

>長針と短針


ポルカドット走る流星

さみしいときにさわれるまぼろし

「わたしが海でも掬ってくれなくちゃ嫌」

>すきな香り


降る水は透明な火の卵

百色で同じ言葉を言ってあげる

雨より遠くにいかないで

>梅雨と夏と紫陽花(と二宮匡貴)


「お砂糖は宇宙」と唱えて4つ

夕景が苺の蕾に沈んでく

君が射手座だったとしても満月は欠けない

>カフェでモーニング


渾天儀にこもれびの流星を

夏を塞ぐつめたい手

眩むたび青が深くなる気がしてた

>ラムネ


指で拭える呪いが百年あなたを抱くように

しおからい睡魔の羽ばたき

息継ぎが暗やみに上手く混ざらない

>あなたの名前がついた口紅


ひこうきは星座の部品

子守歌が息をする

暮れなずむ、の欠片を鳴らして

>眠りにつく魔法


口癖に花の模様が増えていく

かき集めた陽の光を冠にして

まだ神さまの鼻歌だったころ

>うさぎ


easy dizzy

氷の中で跳ね回る光が割れないように

ただの真夜中、という名前

>ジャズとお酒


コーヒーの澱みにもこもこの妖怪

午睡を光れアストロノーツ

きみに会うためのドレスコードが剥ぎ取られて

>ひつじの夢


ポルカドットで踊るフォーク

空腹に効く君の小言

カトラリーの運転手

>おいしいレシピ〜サラダチキン編〜


コップ一杯の海を染めて

胸に日照りの種

喉もとに月が溜まる

>朝顔


あなたが生んだ虹くらい覚えてて

まるい雨はビブラフォン

朝顔が人混みに掠れたまま

>水風船


野うさぎに羽は与えないで

小さな真冬と手飼いのまぼろし

鱗のエメラルドをあなたには剥いであげる

>りんごたべたい


プレシオサウルスの永いまばたき

結晶の遠浅が対岸まで続いて

幽霊よりも塩からい夢

>水の色


スポンジケーキに野ばらを咲かせて

音にならない文字はうす紅

傷には満たない小さな欠損

>ローズ


ポリクローム・アトモスフィア

まだ今日になれない昨日を捨てながら

前髪に絡まる星、星

>なにも言わずにすれちがう


日ごと膨らむわたあめの怪獣

恋が五感を追い越してしまう

「涙が真珠じゃおいしくないよ」

>わたしのこころに棲んでいる


まだ色を注ぐ前のフローライト

「濁れば濁るほど甘いの」

割れた虹が流れている身体

>少女


リボン結びで苦しくなれない

母音に魔法を混ぜている

呼吸のたびきみを花に埋もれさせてしまう

>まじない


空腹に詰め込む100のキス

「二人のひみつ、きみの正体が幸福ってこと」

わたしの余白がきみの形をしていたから

>レオマオお題


さっき捕まえた蛹が手の中で夜になっている

薄い海が降っていた

制服の下に隠したとげが

>初夏 について


鍾乳石が花をつける速さ

きみの背中に夏の大三角を探すこと

火星の裏へは小舟でお行き

>安らぎ について


不可視の色を何と呼べばいい

君の澄んだ失望に環をむすぼう

心音が鎖のようにこぼれ落ちて

>及川徹の夢女お題


瞼のうらに星のない夜を見ている

愛なんかで触れないで

吸って吐く透明を楽園と呼んでいた

>ヒロインになれない女の子


衛星を縛るリボン

きみで身体を薄めてほしいよ

雨よりも眠たい寝息

>ペーパーナイフ心中


揮発するオーロラをくぐる度

手織りの魔法で捕まえて

太陽はポップコーンの集合体

>好きな匂い


羽化した春が透けている

little novas

花かんむりの白が燃えているみたい

>若草


神さまの指がうたえば

抱きしめるための稲妻

胸ポケットに棲む天使

>ピカチュウ


透明な火で結んであげる

ふたり同じ影が痣みたいに広がって

入り日の下で息をして

>大倶利伽羅の夢女お題


燃える海に見下ろされている

花の匂いで縛り付けないで

更新されていく生まれ変わり

>夏のさまざまな色について 


お化けの歌う「夢ならば覚めないで」

オーロラの寝床から

昨日が青くなってゆく

>眠れなかった夜のこと


まぼろしを吸って吐く

チョコレートに蒔いた種子

短い呪文は悪い魔法

>トラウマ


一つずつ海を失ってく

水溶性シグナル・レッド

夢がうるさくて聞こえなかった

>夜明けについて


満月を削る無音

痛覚に聖域が雪崩れ込んで

振りかざす慈悲がまるでステンドグラスみたいに

>神様のいない日


キャンバスの名はシトロン

あなたに聞こえなかった光たちが

膨らんでく春を飼ってた

>片思い


眠りが降るのと同じ速さ

恐竜はロリポップの花束を手に

春まではあと3曲

>都バス


まどろみの青い濃淡

あの火が過ぎた胸がずっと灼けたまま

気高さと幼さが同じ音階で

>サファイヤの毛並


零すように夜を割るブルー

映画一本分の羽ばたきの下

ばら園のピアノが乾かないうちに

>午前5時半


もぐらの巣穴から見る間に花が溢れ出して

目が覚めるといつも失くしてしまう名前

テラリウムで惑星を飼うための10か条

>あなたのこと


拭い忘れた前世が鳴る

跳ねる雨の銀、白、銀

あなたの清らを何に喩えても息が出来ない

>むらさきのすみれ


吹き出しの余白に植えるナズナ

ビスケットみたいなフリルの中

うつわに群れるは背徳の彗星ども

>夜に眠くなる前に


あばら骨を鳥の羽みたいと笑う

真冬の罅を舐めてゆく春、春よ

空洞のための羊毛・綿飴・今日の夢

>花盗人


胸はいつも花びらの形に潰れていった

待ちぼうけの嵐を撫でてよ

模様になるには拙い言葉で

>3月


目に見えるすべての悪魔たち

どの星にも"I love you"の在庫がない

「虹なんて撒き散らすためにあるんでしょ?」

>光の三原色


春のえりあしを触ったね

ポケットに入れてあげたい鼻歌

食べかけの四季でもいいからちょうだい

>二宮匡貴 春


われわれはみな試験管に注がれた海である

音になれば魔法、という綴り

運命は新芽みたいな匂いがする

>香水


鈍器と凶器とフリルと刺繍

信号に愛とか恋とか混ぜないで

沈むにも浮かぶにも必要な金貨

>チョコレート


こんな空白をまばたきで呼んで

幽霊のしっぽは三拍子

うまれるならいつか太陽が錆びる日に

>プロブレマティカ


群生している十六分音符

眠りをかぶせてくれる魔物

きみは抱きしめるための形をしてるね

>黒


テレポーテーション・ランデヴー

無垢の皮をだめにして

「リボンはほどいてしまったでしょ?」

>ショートカット


1980円でも魔女の祝福

エメラルドに水中都市が透けて見える

虹が堕ちたら迎えにおいで

>ドロシーの靴