心の距離感
お恥ずかしい話ですが
30年近く前、
結婚して、オットの両親と同居し始めたころ
オットがなにかと自分の母親と
嫁のわたしがすることを比べてくるのに
無性に腹が立ったことがありました。
おふくろやったらこうした、とか
おふくろやったら、もう一、二品おかずがでてくる、、
おふくろやったら、やったら、、と
折に触れ言ってくるので、
そんなにおふくろがよければ
実家に帰れ、このマザコン!
と、心の中で激しく毒づいたものでした(笑)
(´-ω-`)ハァ...ひとの努力も知らないで。。
実は、
以前、他府県に住む息子が体調を崩して
寝込んでいるということを聞き、
そのころ、カノジョさんと間もなく
同棲することがすでに決まっていたので
「あぁ、息子の世話を焼いてやれるのも
これが最後かもなー」と思い
時間を工面して看病に出かけていきました。
カノジョさんは都合で来れないと聞いていましたから。
すると、わたしが息子の看病をしていると知ったカノジョさんが
猛烈に怒っているとのこと。
マザコン!気色悪い!etc.と
激しくののしられたそうな(笑)
(熱があるのに、夜に外で電話してくると
出て行ったことで知るところとなりましたw)
シランガナ(´-ω-`)ポリポリ
そのことを知り
正直あまりいい気がしなかったけれど
同時に、
あれ、どっかに似たようなひといたな、、
あ、昔のわたしか(笑)(笑)(笑)と、
プフフと笑いがこみ上げてきました。
あーみんな通る道なのだなーと。
そして、約20年ちかく前
同居を解消したときにようやく
夫として、父親として
オットの家庭内での立ち位置が
はっきりしたように感じられたことを思い出しました。
妻や子ども達を守るのは俺なんだ、
という気概のようなものが
見受けられるようになった。。というか。
寂しいけれど、
大人になった我が子が
覚悟と責任をもって生きていくには、
親、とくに母親はなるべく
一定の距離を保って見守りに徹するのが
一番なんだなぁと感じた次第です。
親は親の人生を
子は子の人生を
それぞれが自分なりの生きがいを持って
つかず離れず
愛を感じられる心の距離感で暮らせたら
こんな有難いことはないのだろうな。
まあ、嫉妬も喧嘩も愛のうち。
愛ってやっぱりメンドクサイ💕
Thank you for reading my blog.
Sofie KT.