「お人形屋さんでチェロを聴きませんか?赤ちゃんもどうぞ!」2017冬
かんまーむじーく のおがた代表 渡辺伸治氏は「人形のわたなべ」のオーナーですが、恒例のクラシック音楽普及活動の一つ「お人形屋さんでチェロを聴きませんか?赤ちゃんもどうぞ!」。
その色んな取り組みには感心しますが、2017年11月19日に行われた会について、渡辺氏が西日本新聞に寄稿された記事を紹介します。
また、以下は別のところで渡辺氏が書かれた文章です。
2017.12.2 上記記事掲載後の文章
掲載は一昨日の筑豊版です。
次回は2月18日(日)に開催予定です。
変わらず、お子さんと一緒に歌ってもらえる曲、読み聞かせとのコラボを取り入れて、楽しい時間を過ごしてもらえるよう企画します。
そしてこの時期ですから、ひな人形と鯉のぼり・武者幟に囲まれての演奏会となります。
2017.11.20 演奏会直後の文章
昨日に続いて寒い朝です。
「お人形屋さんでチェロを聴きませんか?赤ちゃんもどうぞ。」
昨日は今年1番の冷え込みでしたから、小さなお子さんを連れての外出はどうかな?と案じていました。
目的は動員ではなく、音楽の喜びを伝えること。
お一人でも心を込めて奏でます。
ところが60人超えのご来場!
びっくり!
赤ちゃん、未就学児、小学生を連れてのファミリーの方からご年輩の方まで幅広い年齢層の方々でお店は溢れたのです。
椅子が足らなくなり、お子さんを膝に乗せて席を譲ってくださった方がいらしゃって感謝でした。
小さなお子さん連れのファミリーは10組ほど来て下さり、子育てで演奏会に行けない親御さんに生の音楽に触れてほしい願いは達せられました。
目の前の床座りのお母さんがひざの上のお子さんと一緒に歌ってくれ、胸キュン。
今回の曲構成は三児のお母さんであるピアノの高嵜真理さんから沢山のアイディアをいただきました。
それが功を奏したようです。
そして直方市立図書館館長の野口和夫さんの読み聞かせは演劇仕込みでお子さんも大人もぐいぐいと引き付けたのです。
私は人形店店主として、初正月や節句の飾りの意味=本人に代わって厄を受けてくれるものだから、大切にしてほしい、収納したままでしたらぜひ飾ってほしいと伝えました。
音楽を通じて地域や社会に関わることができる。
得難いこととあらためて実感しました。
ありがとうございました。