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爆発の中にも想いを馳せて…『ゴジラ』

2018.09.12 09:00

山本英二です!

第3回目のコラムとなりました!!

早いもので今回が折り返し…

先の2回では、洋画を取り上げてみましたが

今回は邦画でいきましょうv方向性をかなり変えてみました!


みなさんタイトルでお気づきかと思いますが

そう

🦖ゴジラ🦖!

です。


ちょっとメジャーすぎてハードル高いかもしれないですが、自分らしく書いていきます!

お付き合いください。


さて、「ゴジラ」といっても


ゴジラ

ゴジラ対〜〜

米国版 GODZILLA

アニメーション


のようにたくさんの作品がありますね!




今回は、「ゴジラ」1954年版

              「シン・ゴジラ」

を取り上げてみます!


ではさっそく!

1954年の「ゴジラ」1954年といえば、「ゴジラ」だけでなく黒澤明監督の「七人の侍」松竹の名作「二十四の瞳」

現在でも色褪せない名作が公開されています!


しかし、終戦からまだ10年も経過していないということを忘れてはいけません。


そんな時代で公開されたゴジラです。


  ゴジラが小笠原諸島近海で沈没させる事件から、現在までも続く「ゴジラ」シリーズの幕が上がります!
歴史の幕が上がるシーンだと思うとワクワクしますね!


ゴジラが島に上陸し被害が出てようやく政府は対策をはじめ、ゴジラが水爆実験により住処を追われたと仮定し、ゴジラによると思われる被害が継続しているため討伐が決断され爆雷攻撃が行われる。

ゴジラの討伐が決定されたけれども

やはり、ゴジラの捕獲、生体研究という反対意見も当然ながら出てきます。

爆雷攻撃を諸共せず、ゴジラは依然として近海の安全を脅かせ続ける。         そして、芝浦に上陸し近郊を破壊することになるがゴジラの本土上陸に人々は混乱することしか出来ない。そんな中で次の上陸時には備えていた防衛策もなす術なく突破され首都東京は壊滅的な被害に…                 しかし、研究中の化学物質を使用しゴジラを消滅させて1954年のゴジラとの戦いは一旦幕を下ろします。

忘れちゃいけないのが

🔥高圧電線を破壊する🔥シーン

これ、テーマですから。

あっさりと破壊するシーンはスカッとします。

  • 1954年版、ゴジラに破壊された東京の風景のシーンが、教科書で見た空襲後の街の写真と重なります。そのシーン以外でも全編を通し被爆国だからこそ原爆水爆の恐怖を当時の人々に映画を通して伝えている作品なのではないでしょうか。しかしそこには純粋な太平洋戦争への戒めだけでなく、連合国(主にアメリカ)に対する怒りのような感情も含まれているように思えます。               またゴジラの最期のシーンで水泡とともに溶けていく場面では「怪獣をやっつけた!」のような単純な達成感よりも、1つの生命の終わりの儚さであったり、最後の台詞「またどこかへ現れてくるかもしれない」の意味するように次なる恐怖の方が強く印象に残っています。

続きまして、

シン・ゴジラ🦖

 この作品は、山本英二を映画に引き込んだ個人的に思い入れの強い作品です。映画館で映画を観ることの素晴らしさを教えてくれました!

 ということはまぁいいんですが…


シン・ゴジラ

2016年公開され

初代ゴジラから62年後、ゴジラシリーズ(海外版を除く)では29作目の作品となります。


一艘の無人のボートから始まるシン・ゴジラ…

怪獣映画の始まりとしてはあまりにも地味と感じてしまいましたが、これはただの怪獣映画ではなかったと思い知らされます。

羽田沖で水蒸気が噴出しアクアラインでトンネル崩落事故が発生しまもなくゴジラ⁇のような生物が上陸し政府は害獣駆除として対策をはじめる。

この事故の映像など、視聴者投稿動画のような映像でまるでYouTubeやTwitterの動画を見ているよう。

さらに、最初に上陸した怪獣…

なんか

かわいい💕

動きもチャーミングで、政府が害獣と断定するのも無理もありません。

 初見の自分はこの子とゴジラが闘うのかなぁ…と呑気に考えていました。

ゴジラ⁇が一旦、東京湾へ帰っていき被害が明らかになると、被害地域では放射線量の微増が確認される。   そして4日後、ゴジラ‼︎が再上陸。自衛隊の総攻撃も虚しく東京の街を進んでいきますが、東京駅で突然の活動停止。物語はクライマックスへ

ゴジラとの決戦の中で注目なのは

やはり!

💣🚞無人在来線爆弾🚉💣

これは圧巻です!爆発の中で一番スキ


普段の生活で利用している電車が兵器になる…

思わず「おぉー」と声が出てしまいました。




ゴジラに対して人類の叡智の炎を使用したいアメリカとのせめぎ合いの中、ゴジラ凍結作戦は成功して映画は終わってしまいます…

  • シン・ゴジラでは、政治の場面が多く描かれていた印象です。怪獣映画だと思って映画館に行ったので衝撃でした。未知の巨大生物の襲来に混乱しつつも解決方法を探す日本には、東日本大震災のような未曾有の災害にも立ち向かい復興しより良い未来をつくりあげるということを思いました。 そしてラストシーンでゴジラの身体に浮かぶ人型の影。こちらは何を意味するのか、答えは1つではなく観た人の数だけあるのではないでしょうか。




今回、ゴジラを改めて観てみるとその時勢に合わせ平和へのメッセージや希望などを考えることができました。





前半の2回とは少し方向性を変えてみました!

まだまだ後の2回も探り探りで書いていきます!

探ってたら全5回終わってるかも…


さて、今回は何が言いたいかと言いますと

映画を観たあと、

自分なりにストーリーについて

考えてほしい!


いいんです!

自分なりに考えて

誰かと話して意見が違っていたらラッキーです!自分が知らなかった世界を知ることができます!


最後に、


歴史の中で様々な犠牲のもとにいまの日常があること。また、今年に入って台風や地震などで大きな被害が出ており、いまの日常が日常ではなくなってしまうこと。改めて考える機会をゴジラだけでなくたくさんの映画が教えてくれると思います。


無心で映画を楽しむことも最高です!

けれども

あらゆることを映画の中で考えて楽しむことも最高です!


映画って最高なんです!


ちょっとテーマからずれちゃったかな…


多くの映画に出会えるように…

新たな発見がありますように…fin