【シン・社長通信】質の高い警備サービスでみんなが幸せに
令和5年10月1日付けで代表取締役に就任しました、加藤晋です。
今回から社内報のこの欄を私が担当します。前社長の達文に比べれば、まだまだ足元にも及びませんが、私なりの思いを、毎月ここに記して参ります。
今年は春先以降6月くらいまで、例年に比べて業務量が落ち込んでしまい、みなさんには大変ご心配をおかけしました。
しかし、7月以降は土日も含めてフル稼働が続いております。
ひとえに、社員のみなさんが毎日、安全業務を積み重ねている結果だと思います。現場作業に対して、改めて敬意を表するとともに感謝申し上げます。
今年の夏は本当に暑かった。
残暑も長く9月下旬まで真夏日が続きました。熱中症になった人も少しいましたが、全体としてはよくしのげたかなと思っています。
10月に入ってからは、雨が降るたびに秋の深まりを感じます。朝晩の寒暖差も大きく、体調管理の難しい時期ですが、支給している空調ベストのベストのみなどを活用してうまく調整してください。お昼間は仕事をするには絶好の季節です。年末まで無事故無災害を継続していきましょう。
シン社長通信1号から数回に分けて、私の現場体験とともにセフティワンの歩みを書いていきます。
私がセフティワンに入社して20年が経ちました。厳密にいうと学生時代にスポットでアルバイトもしていたので、もう少し経験自体は長いです。
ちなみにアルバイト時代には萩市の御許町交差点(191号と旧262号が交差したところ)で、夜間の国道規制に従事したことがあります。毎晩14人くらい配置されていたと記憶しております。規制作業の知識はほとんど無かったので、こんな大人数でよく連携取れるなあと、感心したものです。
さて、正式な入社後は様々な現場に赴いて、警備技術の研鑽に励みました。
規制車(標識車)を使用しての片交の現場で、アルバイト時代には教わらなかった、国道規制のノウハウを先輩方から教わりました。
ちょうど2000年前後は、規制車とセットでの交通誘導警備サービスが、山口県内でも徐々に広がっていた時期でした。我が社の精鋭規制部隊を見て、かっこいいな、このチームならば他社にも負けないはず、と思ったものです。後に、その一員として認められたことが誇らしかった。
入社後2年くらいで、国道や主要県道の交通規制で県内全域に行きました。2号線の防府の2連トンネルや欽明路道路の2連トンネルで、大渋滞を起こしながら夜間片交をしたり、田万川の県道を15人で通行止め迂回案内をしたり、2月に28日連続現場出勤したこともありました。
どんな現場も仕事に誇りを持ち安全第一で取り組み、一現場一楽(ひとつの現場で何か楽しいことをひとつ見つける)を自分の中のルールとして働いていました。当然辛く、苦しい現場もたくさんありましたが・・・。
今回のタイトルは我が社の経営理念の要約です。
質の高い警備サービスを提供するには、質の高い警備技術は当然重要ですが、先述したように、どのような心掛けで仕事に取り組むか、という内面的な部分も非常に重要です。仕事を楽しむことによって、まずは仕事をする本人が幸せになろう。(続く)
代表取締役 加藤晋
(2023年10月16日記す)