推奨、瀬戸内海テッパンクルーズ(希望峰、AOの風に乗って!)1日目(弓削島)
(事務局よりの投稿記事)
サイトの鮮度を維持するために2週間に一回は記事を上げて行こうと始めましたが、ここへきてとうとう、前回記事更新から1ヶ月が空いてしまいました。そんな時、この10月の連休に瀬戸内海の島巡りを見事に楽しんだユーチューブの動画記事(MACHIHOUSE海)に出会いました。タイトルはあのヨット映画のタイトルにオマージュして「希望峰、AOの風に乗って」です。タイトルがナイスですね!
そのクルーズコーディネートは「満濃の御前」、言わずとも知れた元「ナミコマチオーナー」T氏によるもの。コース設定もさることながら、訪問港先での過ごし方、遊ばせ方まで心得た遊びのプロ、まるで「クラブメッド」(専属オーガナイザーと共に楽しぶオールインクルーシブのトータルサービス)の様でした。見事です、そしてお疲れ様です!
「オールドセーラーが増える中で新規の参入が少なくなった」という嘆きをヨットマンワールドでよく聞きますが、反対側で「自分たちだけで楽しむだけで、遊ばせてあげる、憧れさせてあげる努力をどれだけしてきたか?」にも気付かされた内容でした。
本船の船長は定年すると水先案内人になりますが、ヨットを降りたオーナーにも瀬戸内海クルーズの水先案内人の役立ちがあると思いました。
今日の記事はその航海のご紹介です。「仁尾マリーナ」を起点とするならこのクルーズ(約1週間)としてテッパンですね。実際には7泊8日なので分けて御紹介していきます。
また(著作権の関係上、映像コンテンツの流用はできませんので、写真は事務局艇「HAPPY」が行った際に撮影したものにしました。NYOCニュースの閲覧者はメンバー以外(瀬戸内海をまだ知らない)の方も増えてきましたので、動画の内容を整理することも企図しました。
★1日目「仁尾マリーナ」→(六島)→「弓削島」
初日は「弓削島」を目指しています。そこで一工夫して「六島」に立ち寄っています。同島では通船桟橋の右側(海から見て)を利用できます。徒歩数分のところには「六島浜醸造所」があります。そこで醸造される地ビールをウエルカムドリンクにしてミニパーティーが用意され、きっとこれからの旅程の披露、参加した艇、メンバー紹介などがなされたと思います。幕開け感の高揚、バッチリですね。いきなり、「弓削島」に向かわないのがナイスです。
1日目の泊地は「弓削島」の海の駅になっていました。複数艇、それも大型ヨットともなれば泊地の予約はしていた方が良いと私も思います。コーディネーターのT氏は現役時代に「海の駅のみのクルーズは高速道路を走って道の駅のみのドライブと同じ」と言っていましたが、それは単独の場合、船団組むなら、予約必須なのでしょう。給油、給水、Aコープ(スーパー)でこれからの準備を改めてするにも良いです。夜の食事処は離島の割に数多くあります。何より、綺麗なトイレが24時間利用可で徒歩1分の所にあります(女性参加者にとっては必須)。そして湯に浸かるなら「インランド・シー・リゾート・フェスパ」もあります。勿論、宿泊もできます。
「弓削島」はヨットにとっては瀬戸内海クルーズの聖地でもあり、フランスに行ってパリに行かない様なもの、そこに集まる他地域からのヨットマン同士の交流、飲み会の盛り上がりにも期待できます。手堅い選択ですね。明日(2日目)は「大三島(井口港)」に向かっていました。距離が近いことを利用して、盛りだくさんの遊び体験がプログラムされていました。