「行きゅんにゃ加那」*NHK『西郷どん』
5分で分かる「西郷どん」第21回『別れの唄』
2018/06/04 に公開
吉之助(鈴木亮平)と愛加那(二階堂ふみ)の間に男子が生まれる。
同じ頃、大久保一蔵(瑛太)の尽力により、国父・島津久光(青木崇高)から吉之助への召還命令が下る。
第21回「別れの唄」
奄美大島に来て2年。
吉之助(鈴木亮平)と愛加那(二階堂ふみ)の間に男子が生まれる。
吉之助は菊太郎と名づけようとするが、龍佐民(柄本明)は、いつか薩摩に戻る吉之助の子供は菊次郎とすべきと説得する。
その頃、薩摩の国父・島津久光(青木崇高)のもとで頭角を現した大久保一蔵(瑛太)の尽力により、吉之助に召還命令が下る。愛加那に別れを切り出せない吉之助。
一方、愛加那はもう一人子を授かっていることを知る。
その素顔は謎に満ちていて、肖像写真は一枚も残されていない。
一度逢ったら誰もが惹き込まれたという澄んだ瞳。飢えや貧しさを吹き飛ばしてくれる温かいユーモア。全身からあふれる深い慈愛・・・。
そして、もう一つの顔は、戦の天才で革命家。
間違った世界をぶっ壊すためには、手段を選ばず、徹底的に叩きのめす。
その二つの面をあわせ持つ複雑な人物。
上野の銅像や、世間がイメージする太った無口な男ではなく、今回は、エネルギーのみなぎる、全く新しい『西郷どん』を描きます。
【放送情報】
NHK 総合(日) 夜8:00~/[再放送](土)午後1:05~
NHK BSプレミアム(日) 午後6:00~
「大河ドラマ『西郷どん』」http://nhk.jp/segodon
元ちとせ ♫ 行きゅんにゃ加那節 ↝ TBNYD13
https://www.youtube.com/watch?v=-wpk974o_Zw&list=PLOsSEebMd40FaW0uY7x9f_zShd9u60mNq
2016/02/19 に公開
『行きゅんにゃ加那』(いきゅんにゃかな)は北部奄美の代表的な島唄の一つ。
作詞、作曲共に不詳。
単純なメロディーであるため三線の稽古で最初にくることが多く、また奄美出身の歌手によく歌われる曲である。
男女の永久の生き別れを歌っていて、数え歌のルーツである。
行(い)きゅんにゃ加那(かな)
吾(わ)きゃ事忘(くとぅわす)れて
行きゅんにゃ加那打(う)っ発(た)ちゃ 打っ発ちゃが 行き苦(ぐる)しや
ソラ行き苦しや
阿母(あんま)と慈父(じゅう)
物憂(むぬめ)や考(かんげ)えんしょんな
阿母と慈父米取(くむとぅ)てぃ 豆(まむ)取てぃ 召(み)しょらしゅんど
ソラ召しょらしゅんど
目ぬ覚めて夜(ゆる)や夜(ゆ)ながと 目ぬ覚めて
汝(な)きゃ事 思(う)めばや 眠(ねい)ぶららぬ
ソラ眠ぶららぬ
鳴(な)きゅん鳥(とぅい)小(くわ)
立神沖(たちがみうき)なんて鳴きゅん鳥小
吾(わ)きゃ加那(かな) やくめが 生(い)き魂(まぶり)
ソラ生き魂