物忘れ?認知症?見極めが難しいワケ
道でバッタリ会った知り合いの名前がすぐに出て来ない・・・
つい置きっぱなしにしてしまったものをどこに置いたか思い出せない・・・
年齢を重ねてくるとどうしても増えてくるこんな日常のお困り事。
年相応の老化の一つとしてはある程度しょうがないものです。
ただ気を付けたいのは、それが「認知症」の初期症状として出ているのではないかという見極めなんです。
■「加齢?」「認知症?」その差って?
「加齢による物忘れ」と「認知症による物忘れ」には違いがありますので、
それをチェックすることで認知症の初期症状を見逃さずに早めのケアが出来やすくなります。
具体的には
「加齢による物忘れ」は
・数日前のことを中々思い出せない
・忘れていることを分かっている
・ヒントがあれば思い出せる
・昨日の夕食で何を食べたか忘れる
・約束をうっかりと忘れる
・場所や日付をうっかり間違える
「認知症による物忘れ」は
・今日の体験も忘れている
・忘れていることを理解していない
・ヒントがあっても思い出せない
・食事をしたこと自体を忘れる
・約束したこと自体を忘れる
・場所や日付が分からない
など、症状に差があります。
さらに気を付けたいのが頻度です。加齢の場合は、習慣化していることは忘れにくいため、1日の間に何度もうっかりと忘れることはありませんが、
認知症の場合は、「くり返し忘れる」のが特徴です。
同じ質問を数時間置きにくり返したり、同じものを何度も買ってきたりと、
「自分の行動を忘れる」というのも初期症状のサインです。
■周りが注意深く見てあげることも大切
これらの差は、注意深く日頃から見ていないと家族には気づきにくいかもしれません。
同居ではない限り、数日連続して一緒に過ごす機会も少なく、少しずつ起こる変化を見落としてしまいます。
何度も同じことを忘れていても、「もう年取ったね」とか「さっきも言ったじゃない」などと
あきれたり、笑ってすませたりしてしまいがちです。
そうすることで、本人は、恥ずかしいという気持ちになったり、自分に自信が持てなくなったりと
さらに症状を悪化させてしまうこともあるのです。
■会話にヒントをプラスして記憶を刺激
「忘れっぽくなったことを放置しない」ことは認知症を進行させないためにも必要です。
「この時こうだったよね?」
「さっきのごはん美味しかったね」
のようにヒントや思い出すきっかけとなる機会を増やしていくことも
周りのサポートとしてできることです。
ヒントから連想しながら思い出すことで、脳を活発に動かすことにもつながります。
脳の情報伝達をサポートする「ツバメモリ15000」に加えて、家族や友人とのコミュニケーションを増やして、
いつまでも自分らしい人生を送れるようにしていきたいものですね。