倉橋燿子の過去作品紹介 ~「風を道しるべに」編 ~
From 倉橋燿子
10月も早くも後半。
だいぶ過ごしやすくなりましたね。
仕事も、はかどっております!
な~んて、心の中は星カフェ新刊の
プロットや原稿の直しに追われて、
アセアセしている日々です💦
さて、
久しぶりの更新になりましたが、
今回は夏前に行ったアンケート
#初めて読んだ倉橋燿子作品
のランキング3位、
『風を道しるべに』をご紹介!
前回のblogで取り上げた、
「乗馬倶楽部イグレット」。
この物語も、ここでの馬たちとの
出会いがあって、誕生しました。
『風を道しるべに』(全10巻)
談社X文庫ティーンズハート
倉橋燿子/作 小野佳苗/絵
<MAO14歳~18歳>
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何不自由なく暮らしていた
主人公・白鳥麻央は、
ある日を境に人生が一転。
飛行機事故で両親が亡くなり、
家も財産も全て失った麻央は、
やむなく北海道の牧場を経営する
叔母の家に引き取られることに。
過酷な運命に翻弄されながらも、
出会った人たちや馬たちと
心を通わせ、試練を乗り越え
成長していく物語。
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『続・風を道しるべに』(全5巻)
講談社X文庫ホワイトハート
倉橋燿子/作 橋本陽子/絵
<MAO19歳~20歳>
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『風を道しるべに・完結編』(全3巻)
講談社X文庫ホワイトハート
倉橋燿子/作 橋本陽子/絵
<MAO20歳~>
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『風を道しるべに』の1巻が
発売したのは、1988年。
当時、スマートフォンはもちろん、
まだインターネットも普及して
いなかった時代。
昭和の時代にタイムリープ
したような懐かしい作品です。
麻央の人生は、山のような試練と
出来事の連続で、東京と北海道で
出会った人たちとの出会いは、
裏切りがあれば、絆もあり。
健太郎と比呂志との三角関係の恋
を体験したり、イギリスにいる
双子の兄の存在が発覚したりと、
様々な出来事に見舞われます。
そして、麻央の特別な存在、
ポーラスターという馬との
出会いと別れで、命の大切さを
知っていきます。
自分で書いておきながら、
オイオイと涙しながら原稿に
向かい合った日々が、
恋しく感じるな~😢
『パセリ伝説』や『いちご』を
好きな読者のみなさんにも、
ぜひ読んでいただけると
うれしいです☺
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それでは、
今回のアンケートでいただいた
『風を道しるべに』への
メッセージを、ご紹介します!
当時、作品を愛してくださった
読者の皆様が、今でも覚えていて
くださり、こんなにも熱いお手紙を
書いてくださるとは😢
ほんとうに胸が熱くなります。
皆様の心の中に、麻央たちが
居つづけてくれて、少しでも
元気になれるキッカケになれる
なら、わたしもとっても幸せです。
みなさまに、
心からの感謝を込めて……♡
最後に、オマケです!
『風を道しるべに』の読者の方は
既にご存知でしょうが、この作品
のために、特別にミュージシャン
浜田省吾さんが完全オリジナルの
歌詞を書いてくださっています。
物語の中で、ロック歌手を目指す
比呂志が歌う『風を道しるべに』は
7巻に出ているので、チェックして
みてくださいね。
あとがきに、注釈を入れています
ので、併せて読んでみてね。