報告者紹介(3)山秋 真
2015.07.15 15:00
石川県珠洲市で原発問題と出会ってから23年。ゆかりのなかった北陸へ神奈川から通うなかで、見た聞いた感じた、知った調べた考えた。それを『ためされた地方自治―原発の代理戦争にゆれた能登半島・珠洲市民の13年』(桂書房, 2007)にまとめました。現地の声を生みだす力、それを聴く力こそ、社会の生命線と思うからです。2010年からは祝島へ通い、『原発をつくらせない人びと——祝島から未来へ』(岩波新書,2012)を上梓。現在も祝島へ通って取材をつづけています。(本人記)