上関原発の漁業補償金(祝島分)問題 祝島からの発信
上関原発の漁業補償金(祝島分)問題で
現地から発信がありましたのでご報告します。
上関原発を建てさせない祝島島民の会のブログより転載いたします。
以下転載
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島民の会ニュース
最近、漁業補償金に関する動きが続いています!!
(1) 5月10日に漁協組合員集会が開催されました。
この時、県漁協から3人の職員が来島しました。
決算報告と赤字補てん承認の後、招集通知の議題には記載されていない、
“漁業補償金を赤字補てんにあてるため、
総会の部会の開催を提案する案”が突然、提案されました。
しかし上関原発に反対する組合員により、その案が認められることはありませんでした。
集会場の周りで見守る方々の応援も大変心強いものでした。
本当にありがとうございました。
(2) 6月14日、祝島支店から
「5月10日組合員集会時の修正案に対する意思確認について」という
文書が組合員に配られました。
内容は、ふたたび“漁業補償金を赤字補てんにあてるため、
総会の部会の開催を提案する案”の議決をせまるものでした。
しかし、この文書にはつじつまの合わない点が多く、
適切とは言えないものです。
現在、解決に向けて対応をしているところです。
漁業補償金とは、上関原発を建設すると、海が汚染され魚や貝類、
海藻類が採れなくなることが予測されるため、
あらかじめ漁業者に支払われる補償金のことです。
つまり、漁業補償金を受け取ると言うことは、原発に賛成するということです。
原発反対を訴え、補償金を拒んで、亡くなってしまった漁師さんたちの努力を、
今を生きている私たち祝島島民が結束して引き継いでいかなければなりません。
福島の現状が物語っているのは、原発は全ての人に悪影響を及ぼすということです。
漁業権や海の問題だけではありません。
また、中国電力は、準備ができ次第、田ノ浦で追加のボーリング調査を行うと発表しました。
こちらも注目していく必要があります。
5月24日には、来島した中電社員に調査の中止と、
今後の祝島来島を止めてもらうよう、お願いをしました。
この時は、60人ちかくの島民の方々が船着き場に集まってくださいました。
本当にありがとうございました。
今後とも、ご協力をよろしくお願いいたします。
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転載ここまで