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弱っていたとき効いたもの

2018.09.13 13:42

うつの治りかけの頃、振り返ると「あれは良かったわー」と思うものがあります。


『どうぶつの森 ポケットキャンプ』


スマホ版が出た時、話題になってので軽い気持ちで始めました。

キャンプ場を整備して友達をそこに呼ぶというゲームです。(ちがう?)

友情を育むために、ひたすらお願いを聞くんですよ。

こちらのお願いは聞いて貰えないのに。

「りんご3個」とか、「イエローパーチとオイカワ1匹ずつ」とか、「コガネムシ2匹」とか。

どうぶつが欲しがると、せっせと木を揺らし、釣りをし、虫取り網を持って走り回るんです。

貢ぎ物をゲットし、どうぶつに渡すと「ありがとうー」と言ってもらえる。

それだけ。

他にもイベントがあったり、自分のキャンプ場を素敵に飾ったり、することはあるのですが、私は只々どうぶつの御用聞きに徹していました。


お願いされる、お願いを叶える、感謝される、という単純作業が弱った脳には心地良くて。

他人の役に立てるという実感が癒しに繋がったのだと思います。

あと、ゲームなので、辛くなったら直ぐに止められるから気が楽。


役割がある。

感謝される。


この2点を満たすと、人は幸せを感じるのかもしれません。

私にとって、ぶつ森は良いリハビリになりました。


みんなはどう森って呼んでるけど、私はぶつ森って呼んでる。何となく。