Load to 30CLIMAX:遊撃!浪漫派FAMILIAR
30リーグ参加当初より30リーグ優勝からの30GP出場を目標に掲げて大会を大いに盛り上げてくれた遊劇!浪漫派FAMILIAR。第二節ではコメディとドラマのバランスが見事な作品『ここにある彼方』で勝利。その勢いを受けてリーグ優勝を賭けた第六節では、タイトルに名前が入っている事からも思い入れの強い作品である事が伝わる作品『FAMILIAR AGAIN』で勝負に出るが、その思い入れの強さが裏目に出てしまったのか、制限時間オーバーによるペナルティが響いて惜敗。しかし老若男女が楽しめるハートウォーミングな作風で安定したクオリティの2作品を提供してくれた手腕は高く評価したい。
Questionnaire
Q1.リーグ戦を振り返って
代表である私の年齢が38歳…若手と言うには世代的に無理がある…(劇団員、客演様達はバリバリ若手です。)
そして個人的な事ですが事故の怪我からの復帰、そしてコロナも明けて、昨年の30リーグで過去の火ゲキで当たった、俺達の地球空洞説さん、謎の女───《まなみ》さんが盛り上げてるの見てて、どうしても…どうしても次の30リーグには出たいと思ってましたし、出なければいけないと思った30リーグ2023。
復帰するなら劇団名長いし覚えづらいから改名しようかと思ってた矢先に30リーグ開催を目にして衝動的に出場を決め、劇団化し(代表の私はユニットと頑なに思ってます)、団体としては4年振り、そして劇団員それぞれ復帰戦の意味合いが大きかったFAMIですが酸いも甘いも体験した30リーグでした。
参加した事により多くの人に名前を知って貰えて、ステージナタリーさんに名前を載せて貰えて、初戦も勝てて…初戦の『ここにある彼方』で笑って泣ける王道ハートフルコメディのイメージが付き過ぎたのは想定外でした…いやあ、同じ題材で勝負したのが結果、裏目に出ましたね。ですが良くも悪くも遊劇!浪漫派FAMILIARはこういう団体でこういう作品だ!というのが大いに示せれたかと思います
虹色りきゅーるさんも2本ともファンタジーで、更に関西演劇祭ネクストジェネレーションにも出てまだまだこれからの期待の若手劇団ですし、
D地区さんは1本目と2本目の作品の高低差が凄過ぎて幅が凄かったですし
衝空観さんは多種多様な色をお持ちで、随所に出されましたし、[フキョウワ]さんは現在進行形の演劇!って感じで5団体がそれぞれ切磋琢磨し、脱退等ありましたが、リーグ全体にネガティブなイメージを付ける事無く白熱して盛り上げれてヒリヒリ出来た30リーグでした!
…敗退したのは悔しいですけど
次出る時は30リーグを獲るつもりで出ます
あああ、4年振りの演劇そして火ゲキ、30リーグめっちゃくちゃ楽しかった‼️熱くなれました‼️
何よりもは30リーグの参加団体様ありがとうございます。
そして火曜日のゲキジョウ実行委員会の皆様ありがとうございました
Q2.リーグ戦(9作品)の最優秀作品は?
[フキョウワ]『echo "anger";』
【選考理由】
頭に直ぐに浮かんだのは
[フキョウワ]さん『echo "anger";』
D地区さんの『おかえり未来の子(火ゲキver)』
絶対に僕では浮かばないし書けない作品…だからですかね
どうしても1つ選ばないといけないなら…
演劇創造ユニットユニット[フキョウワ]さん
『echo "anger" ;』
Q3.リーグ戦(9作品)の最優秀俳優は?
下野佑樹([フキョウワ]『echo "anger";』)
【選考理由】
あれだけの汗と熱量を出されたら対戦相手でしたし、ステージを終えて控え室に帰ってくる度に感じる熱気に「すげえ…」と只々なりました
作品自体もかなり面白かったですし、私的にはこの人しかいないな!となりました
(最優秀作品と合わせたら[フキョウワ]大好きみたいになりすね…)
※ここからはD地区さんの30CLIMAXの見どろこを拝見後に書いてます
いや、それがありなら遊劇!浪漫派FAMILIARの『ここにある彼方』の彼方役で出演した大津千登勢もね…復帰作で苦手なコメディしてくれてね(これ以上は長くなるので割愛)
Q4.30CLIMAXのみどころは?
上演の度に色を変え続け決勝は劇団員のみで代表自らキャストになり挑む演劇ユニット衝空観さん、自分達のスタイル、色を貫き通して決勝まで行き、決勝で変えてきた関西演劇祭ネクストジェネレーションにも出場し勢いにノってる虹色りきゅーるさん。
ここまで来たらお互いに、自分達の色を出しきって欲しいですけど…同じ劇リーグの衝空観さんが勝ってくれると「FAMIは予選で衝空観さんには勝ててるし」と言えし、「30リーグ2023の劇リーグ熱戦だったよね」と言われたいので、是非とも頑張って下さい衝空観さん‼️🔥