2018北海道車旅⑧ 旅の終わり
9月8日(土)
新富良野プリンスホテルは停電から復帰したが
朝飯は 昨日と同じ配給の?パン 美味しくいただく
荷物をまとめ
チェックアウトのためロビー階へエレベーターで降りた←これ重要!とつくづく思った
9月5日宿泊分の¥15,700は 楽天トラベルで当日予約時自動決済されていた
この日の支払金額は ¥2,116
内訳は
最後の晩餐で飲んだ冷酒の部屋付け・売店の部屋付け1回分(停電以降は現金払いのみになっていた)
あとは部屋からの電話代
これ携帯時代になって ゼロ発信なんてすっかり忘れてて 最初は10円玉使って ロビーまで行って公衆電話でかけていた間抜けな私w
それはそれとして そう! そうなんですよ! 延泊の2泊分の料金は無料なのですよ!!
チェックアウトまで私は 料金の事は聞かなかった この際金で解決出来るのならとも思っていた
ホテル側も 料金には触れずに ホテルに留まることを勧めてくれた 感謝しかない!
富良野に行ったらまた泊ります!
午前8時 SLK350のエンジンスタートボタンを押す
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17時小樽発のフェリーの集合時間は16時 それまでは走ろう!
となれば 北海道で初めて走る有料道路で一気に小樽へ
小樽の街を抜け 余市をすっとばし 積丹半島へ
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このまま国道を進んでもいいが 有料道路で時間は短縮できたようだ
古平町で道道998号線へ 積丹半島の胸の辺りかなw を横断することにする
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これが素晴らしい高規格なワインディングロード
半島を横断する31㎞の間 民家も交通量も皆無!
あるのは 厳しい季節を乗り切るためであろう「覆道」と呼ばれるスノージェットかな?
そして いるのは
キタキツネ
民家が無くても 交通量がなくても
海沿いの国道に災害があった時 こういう道がきっと役に立つんだ・・・
なんてことも 考えながら走っていたら 楽しい道はあっという間に
日本海にでてR229に合流 ここは神恵内村の繁華街? 見つけたのは「勝栄鮨」
「創業40年人気の老舗寿司屋ネタ切れで閉店が早い場合も」←ツーリングマップル
ネタは切れていなかったw
すっごく旨い!いままで北海道で食った鮨でいちばん!!ネタの厚みもいちばん!!!
地図見れば分かるけど こんな田舎でこんな鮨が食えるなんて 北海道も深いなぁ
さて これ以上南へ行くと 帰りのフェリーに乗れなくなる
積丹半島を時計回りにR229を進む 浜~岬~回避するトンネル が繰り返される道を進むと
半島のほぼ先端 神威岬 そう③で寄った岬と同じ名だが 来たかったのはこっちの岬w
岬の先端の灯台までは
こんな道を 20~30分だったかな?歩く
結構歩くが 疲労度は「山寺」の半分「織姫神社」の5倍かな?←意味不明w
最後の坂を登れば
積丹ブルーの 岬先端
こういう場所はキツそうでも歩いてみるもんだ・・・いつまで歩けるかw
さて そろそろ本気で小樽港に行かなくちゃ
と 思いつつも途中岬への道があれば 遠回りしながら
余市を過ぎ
小樽の運河を過ぎれば
小樽港
近くのGSで ガソリン状況を聞くと・・・制限したいような事を言ってたから給油はしない
フェリーの中 走るわけじゃないしw
恒例になったセルフ洗車をして すでに荷の積み込みの始まっている「らべんだあ」とツーショット
さて 名残惜しいが乗船するか
帰りの部屋は「ステートAツイン」
これで十分 行きのデラックスと¥7,000以上差があるし
トイレもシャワーも(使わないが)付いてるし
銅鑼の音は 大浴場で聞いた
大浴場の窓から 小樽港の桟橋で手を振り見送る人たちを見て
なぜか分からないが涙が出た 風呂の湯で顔を洗った じじいになるとあちこち脆くなるw
やがて「らべんだあ」が港を離れると
洋上露天風呂もオープン←港からヌードが見えるから港から離れてからだってw
その露天風呂で知り合った 鉄の青年は
札幌でホテルは出されるわ カードは使えないわ 所持金は下し忘れて¥3,000しかないわ
で 結局 札幌のどこかの小学校の避難所で寝たそうな
目的地の「新十津川駅」には 行けなかったそうな・・・俺 たまたまだけど行ったよ!
と話したら
よだれをながして羨ましがっていた・・・みんなたいへんだったんだ。。。
私 ラッキーだったかもしれない
風呂から上がり ビールを買ってデッキに出る 冷えたビールが簡単に買える幸せ
さっきまで走っていた積丹半島に夕日が沈む この旅で見た何度目の夕日だろう
やがて積丹半島は 残照の中 ゆっくりと遠ざかって行った
さらば北海道 また逢う日まで
351㎞ 12.5㎞/ℓ 65㎞/h
9月9日(日)
午前9時15分「らべんだあ」は定刻通り新潟港に到着した
総移動距離 3652㎞(フェリー692㎞×2含む)
総走行距離 2268㎞(足利~新潟262㎞×2含む)
道内総走行距離 1744㎞
6年ぶりの北海道 今となればすべてが素晴らしい思い出
また行きたい何度でも行きたい こんな旅続けられるかぎり