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月よりだんごの貴方!今年の十五夜はちょっと違うかも

2018.09.14 08:53

実は、十五夜の月見は、「農作物収穫を」感謝することだった

 旧暦8/15 古代中国では中秋とよび、名月を観賞する風習があった。

 奈良・平安時代貴族たちが満月を眺めながら宴を催すようになり雅な行事となった。

 しかし、日本には満月を神聖視する信仰がある、月の満ち欠けのサイクルを農作業の目安にしてきた。

 旧暦8/15は、稲刈り前の時期でもあるし、里芋の収穫期ともなるので、芋名月ともいう。

 薄(茅)は稲穂の代わりに供え、団子は丸い月のように満たすという豊作の祈りが込められている。

 御月さんに供えた団子類を子供たちが盗む風習があるが、これは神様が食べたものと解釈され、よろこばれていた。

 一か月後の旧暦9/13を十三夜といい、日本独自の風習らしい。豆名月、後の月ともいう。九州の一部では夜祭を女性中心で行っていたことから女の名月ともいう。