10月24日(火)晴れ
こんにちは。麻雀ぐーぐです。
紅葉の季節となりました。気持ちのいい秋晴れが続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
・・・などと堅苦しい挨拶をしている場合ではございません。大変です。
当店のマスコットキャラクターであり、当ブログの評論家でもある、ヒゲのおじさまがお怒りです。
私が麻雀ばかり打って執筆作業をサボっているのがバレてしまい、「お前がブログを書くまでもう店には来ない」とおっしゃっておられます。季節外れのストライキです。
ヒゲの常連様が来ないのはお店にとって大打撃だし、私の不調時に同卓してトップを取らせて頂くという最後の砦様としての役割を全うして頂かないと私のメンタル的にも非常によろしくありません。
というわけで、本日のブログは急遽私リーチの人が担当致します。
とはいえですね、私にもみんなの盾になって大事な何かを守るという使命がありますし(ただ自分が麻雀打ちたいだけ)、中々難しいところなのです。
本当は毎日のようにブログ担当になって書きたい事を書き殴りたいところなのですが、集中力が続かず遅筆の為、本走1番手との両立は不可能なのです。
本日もいつも通りまるでブログ日和ではないメンバー構成、サッと書いて卓に着かねばなりません。
何を書いていきましょうか。
その日の気分で書きたい事を書くという鉄のルールが私の中に存在してはいるのですが、さすがに今日は天皇賞・秋に向けての意気込みというわけにはいかないでしょう。
早いもので娘達がもう6歳と1歳になり、てんやわんやのピークを迎えているであろうリーチ家、その日々の不満、愚痴をタラタラと書いていきたいところでもあるのですが、それも今日ではない。
こういうときは困ったときの昔語りです。
以前書き進めていたシリーズものはどこまで進めたか最早覚えてないし、読み返す時間もないので却下。
本日は、ずっと書く書く言いつつ放置していた、如何にして私が悪徳場末雀荘にリベンジを果たしたかの話をしていきたいと思います。
もういつ書いたのか全く覚えておりませんが、いつだったか当ブログで私のフリー雀荘デビュー戦の話を書きました。最初にわざと勝たせてもらって、そのあとボロボロにさせられた話です。
興味のある方は過去記事を遡って探してみて下さい。探すのは相当難しいと思いますけど。
確か今年の春頃にまとめ記事を作成したのでそちらを探すほうが簡単かもしれません。まあ例によって大した話ではないので読んだところで後悔するだけの気もするのですが・・・。
自分が井の中の蛙だったことをわからされたあの日、私は心に決めたのです。強くなって必ずリベンジすると。
思えばあれほどの屈辱感を味わったのは後にも先にもあのときだけかもしれません。
小さい頃から勉強や運動、大体のことは人よりちょっとだけ要領よく上手にできました。高校生の頃に本格的に覚えた麻雀も仲間内のセットではほとんど負けなし。
信じられないかもしれませんが、あの頃は競馬でも勝ち組でした。
しかし、とある場末のフリー雀荘で完膚なきまでの圧倒的な敗北を喫したあの日を境に私の麻雀への取り組み方は180度変わったのです。
自分の弱さを思い知らされた私がまず取った行動は麻雀の戦術本を読むことでした。点数の早見表を覚えたあとは、本棚の奥の奥へ追いやられた戦術本を久しぶりに手に取ります。
著者は金子正輝プロ。かの有名な「牌流定石」の使い手です。
「牌流定石」とは簡単に言うとツモの流れ・勢いを重視する打ち方。
・・・なんだかもう胡散臭いですよね。昭和の雀荘の流れ理論派オヤジ大好きな私ですが、高校生の頃の私でも疑問を抱くような内容が満載で、1度流し読みをしたあとは巻末の点数早見表以外は使わなくなった本でした。
でもあのときの私は藁にも縋る思いでその本を読みふけったのです。そして相変わらず半信半疑ながらも書いてあった内容を雀荘で実践します。
ドラ⑨
一二三七八⑤⑦⑧⑨34北北 ツモ④
赤⑤でも持ってきて雀頭振り替わらないかなぁと残していた⑤に④がくっついた場面。場に索子が安く普通は④をツモ切る場面なのですが、「牌流定石」的には今持ってきた筒子を大事にし、配牌から動かない索子を払います。打4。
直後に持ってくる赤5。
・・・そらそう。
ドラ⑤
三四六七r⑤234567北北 ツモr五
親リーを受けた終盤、絶好のテンパイが入りますが打ち出す赤⑤はあまりにもきつい牌。しかし、「牌流定石」的にはいいツモに押し出されるようにして出ていく牌はリーチにはアタらないと書いてあります。打赤⑤。
ロン、18000点。
・・・そらそう。
私はそっとその戦術本を破り捨てたのでした。
以来、私は戦術本の類は一切読んだことがありません。
でもね、勘違いしないで頂きたいのは、別に金子プロの悪口を書いている訳ではないのです。下手くそな私には使いこなせなかったというだけのことなのです。
それに、良かったこともあります。リードしたらひたすら固く打って国士ばっかり狙う「穴熊戦法」など、参考になった部分もあります。
こんなん書いといて稀にエセ「牌流定石」使うときだってあります。
本当にどっちのターツを落とせばいいか迷ったときにはツモってきたほうを大事にする作戦を使うのです。
で、間違えたら金子プロのせいにして、心の中で「クソが!黙ってネクタイでも食っておけや!」と悪態をつき、自らのメンタルを保つのです。
・・・えー、話が逸れました。
確かどうやって麻雀強くなってリベンジしたかの話でした。話を戻しましょう。
戦術本が使えないとわかった私が次に取った行動はゲームセンターに通うことでした。
・・・と、まだまだ続けていきたいところだったのですが、ちょっと長くなってきたし、状況がよろしくないので次回に続きたいと思います。
ヒゲのおじ様の来店を確認し次第また続きを書いていくこととします。
では、完全に中途半端なままブログを終了と致しまして、本日も皆様のご来店をお待ちしております。