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「私はこんな性格」という思い込み

2023.10.24 12:59

こんにちは。

高野直人(こうのなおと)です。


自分の性格について、

「私は〇〇な性格です」と、

説明することってありますよね。


日常会話の中では、

このようにザックリとした、

説明をするとスムーズですが、


自分の性格を生かすために、

自己分析する場合は、

もう少し精度を高めて、

把握する必要があります。


人の性格は、

状況によってかなり、

出方が変わるからです。


例えば、

「自分は慎重な性格だ」

と思っている人は、


おそらく24時間365日、

ずっと慎重なわけではありません。


ある場合には、

よく考えずに軽い気持ちで、

動いている時だってあるでしょう。


一度、「慎重」という、

ラベリングをしてしまうと、


何事においても、

慎重であるかのような、

誤解をしてしまいがちですが、


実際には、

特に慎重になってしまう状況と、

そうでもない状況とが、

あると思います。


ですから、

「自分は慎重」と思っている人が、

その性格を生かすためには、


自分はどんな場合に、

特に慎重になり、


どんな場合には、

それほどでもなく、


どんな場合に、

慎重さが役に立っていて、


どんな場合に、

慎重さが邪魔になっているか、


をよく把握する必要があります。


そうすることで初めて、

慎重さを生かしたり、

補ったりする対策ができます。


慎重さが役に立つケースでは、

慎重さをどんどん発揮して、

周りの役に立てば良いですし、


慎重さが邪魔になるケースでは、

大胆な人と組んだりして、

補ってもらえば良いですよね。


性格分析などで、

「自分の性格は〇〇」と、

ザックリ把握してる人は、

多くいますが、


それを場合分けして、

きちんと生かせている人は、

少ないものです。


そして、

この雑な把握の仕方が原因で、


仕事や環境に、

不適合を起こしているケースが、

しばしばあります。


きちんと場合分けをせず、

ザックリと、


自分の性格には、

「この仕事は向かない」

「この環境は合わない」

「この社会は合わない」

と決めつけてしまっているのです。


実際には、

100%合わないケースは、

稀だと思います。


不適合な部分だけ、

何かしらの調整すれば、

楽になることも多くあると思います。


自己分析の精度を上げると、

もう少しうまく、

ストレスを減らしたり、

生きづらさを解消したり、

できると思います。