研究調査(愛知県立大)Part.2(加藤)
こんばんは*
ようやく秋めいてきたこの頃🍁*
みなさん風邪は引いていませんか?
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地震のあった北海道では
そろそろ暖房も使用したい季節かと思いますが、
しばらくは節電モードが続くと聞いています。
一日も早い復興を、お祈り申し上げます。
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さて!スタッフブログPart2☆
本日は「愛知県立大学 社会福祉学科」のみなさま(4名)から依頼の
研究調査についてご報告です。
(今回も、御本人および大学教授の先生に許可を頂いた上で掲載させて頂いています。)
実施をしたのはお盆休みの8月11日(土)。
前回お送りしたYさん同様、
わざわざ名古屋→東京へと足を運んでくださいました*
この依頼は
ひとりやないで!と同じ精神疾患の親をもつ子ども支援を行う、
今や全国的に展開をされている
「こどもぴあ」代表の坂本さんよりご紹介いただいたもの。
というのも、
私が大学生のときに立ち上げた会ということを
坂本さんがしっかりと覚えていて下さり、
大学生当時の記憶や思いのもとで
私にしか話せないことがあるのでは、とつなげて頂いた次第でございます。
(坂本さん、ありがとう!!)
今回の大学生4名のみなさんも、
実際には精神疾患の親を”抱えていない”立場の現役大学生のみなさん。
そんなみなさんが、
なぜ”精神疾患の親と向き合う子ども”に焦点を当てたのか…?!
この点、坂本さんと一番気になっていた点なので聞いてみました!
すると
社会福祉学科自体が「メンタルヘルス専門」だそうで
その中で「こどもぴあ」の横山先生・蔭山先生が出版された本
「精神障がいのある親に育てられた子どもの語り」を読んで、
初めて子どもの立場の支援の少なさに気づいたとのことでした。
読み跡がつくほどにたくさんの付箋が貼られ、
読み込まれた本。📚
正直「書籍化」については、
個人的に色んな葛藤と思いを抱く側でありました(^^;
しかし”世に出る本”になることで、
精神疾患となんのご縁もなかった方が手に取って「理解」を考えてくれる。
それって素晴らしいことだな、目の前で実感しました(^_^)*
インタビューでは、
会発足に至った経緯や、家族会運営において気を付けていること。
また、子のニーズを解決するために必要と思う支援策等を、
「こどもぴあ → ひとり!」
の順番で、交互に回答していきました。
思ったこと!
━同じ家族会運営メンバーとして、
“相手からみる当会の、意外な客観的見え方”がとても面白かったし、勉強になった!
━こどもぴあさんの強み(特徴)を、より深く知れた!
━初めて坂本さんの生い立ちを詳しく知り、同じ代表者としての相談事もしやすくなった!
インタビュー終了後の数日後には、
わざわざメールで今回の調査についての感想も頂き
━実際に生の声を聴くことで、文献からは得られない当事者視点を知れた!
━同じ”家族会”という形態でも、会によって活動内容や運営方針が異なることを知れた!
との声がありました。
今、全国各地に少~しずつ、子どもの支援の輪が広がっています。*
=運営者や、集まる人によっても色が異なってくる。
━自分にとって、どこの家族会が居心地いい場所なのか?
どこを探しても見つからない!
・・・という方は、自分で居場所を作ってみてもいいと私は思います。
ただし、それなりの”覚悟”は必要です。
・・・と書くとハードルが上がりそうですが(笑)
家族会主催側は、参加者の【個人情報】や【人生そのもの】を守る立場にあります。*
”今”はよくても将来はどうなのか?
将来的に、その方に悪影響は出ないのだろうか・・・?
考えだすときりがないと思いますが、
この視点だけは外さない居場所が世の中にたくさん増えますように・・・🍀
…と、生意気ながら願っています。
今回調査に協力した愛知県立大のみなさんは
この研究報告書をもとに、
「愛知県」にも精神疾患の親をもつ子どもの会発足に向けた提案書を
行政に提言するそうですよ(^^)
就職活動も真っ最中のみなさま…!
今回は微力ながら、大変お世話になりました*
みなさんの将来を応援するとともに、報告書の完成も楽しみにしております。*
▲インタビュー後、みんなで夕飯を共にしました^^
※ぼかしがかかっていない方が、こどもぴあの坂本さんです!
いつか同じ関東圏の【こどもぴあ×ひとりやない!】で、コラボ企画などできればいいなと話し合っています。笑
▲愛知銘菓のお土産もありがとうございます!!
9月22日(土)のひとりやないで!家族会に参加予定のみなさん★
こちらのお土産、みんなで頂く予定ですのでお楽しみに・・・♪
<予告>
明日か明後日にでも、当会の”広報関連”でとある発表があります!
更新をお楽しみに・・・(^^)/
ひとりやないで!
加藤(もみこ)