ラーサ・ダンス前の出会い(11):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』第369話
2018.09.14 21:32
「熟練のヨーギーたちは、
いつもあなたに愛を向けている。
なぜなら、
あなたは真の自己であり、
永遠に愛する御方であると認識しているからよ。
夫や子供、親族は、
ただ私たちに問題をくれるだけ。
彼らにどうしたらいいというの。
だから、至上の支配者よ、
どうか私たちに慈悲をください。
蓮華の目をした御方よ、
あなたと交際するという
長年抱いた夢を壊さないでください。
今日まで、私たちの心は、
家族のことばかり考えて来ました。
でもあなたは、
いとも簡単に私たちのハートを盗み、
家の仕事から手を引くようにしてくれた。
今、私たちの足は、
あなたの蓮華の御足から一歩も離れられません。
どうやってヴラジャに戻れというの?
そこで何をしろというの?
愛しのクリシュナよ、
どうかあなたの唇の甘露を
私たちのハートの火に注いでください。
あなたの微笑む眼差しと
あなたの竹笛の甘い歌によって、
その火は灯るのです。
もし、あなたがそうしないのであれば、
私たちは、離別の火の中にこの体を捨てるわ」。
…つづく(10巻29章33-35節)