Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

お部屋探しのかた必見!誰しも満足度の高い物件の条件とは?

2018.09.15 01:27

 現在の賃貸物件で人気の条件というと、コンビニが近くにあるところや、宅配ボックスが付いている物件が人気だそうだ。設備に関しては、ずっとお風呂とトイレが別のところや、独立洗面台付物件などが人気である。今後は、IOTなどの連携が強い物件が人気になる可能性もある。

 希望の物件の検索条件というのは、変化している部分もあれば、していない物件もある。設備面はゆるやかに変化をしているし、エリアや建物構造などは、あまり変化していない。


 そのなかでも実際その物件に住んだ後でも、その物件自体に満足度の高い条件のものが2つある。

 

 それは「日当たり、風通りの良い部屋」、「広い部屋」の2つだ。これは数十年、もしかしたら数百年変わっていない条件かもしれない。では、この2つが何故満足度が高いのだろう?


まず日当たり、風通しの良い部屋の特性を説明する。人間には、体内時計というものがあり、日光を浴びることで人間の体が目覚め、活動を活発にする。また日光を浴びることでセロトニンという物質が体内で分泌され、心を安定させる動きがある。逆に言うと日当たりの悪い部屋に住んでいると、体内時計のリズムが狂いやすく、疲労感が溜まりやすい。

また換気に関しては、気密性の高い物件を締め切っていると空気が汚れやすく、シックハウスになりやすい。また換気をしない状態だと、co2濃度が高まり集中力の低下を招く。では窓を開ければ良いかといえば決してそうではなく、空気の循環が大事だそうだ。定期的に部屋の空気を循環させるためには、風通しの良い部屋の方が良い。


また「広い部屋」という条件だが、その条件の前提として「物が少ない」状態を維持しなければいけない。いろいろなモノが溢れているなかで作業をした状態と、モノが少ないスッキリした状態で作業をした状態では集中力や生産性が全く違うそうだ。つまり、整理整頓をして、広い部屋にいることで人間は落ち着いた心理状態になることができ、集中力を増すことができる。引っ越しの際に思い切っていろいろなものを捨てるのも良いかもしれない。


そう考えると、少し物件が古いかもしれないが、都心から少し離れていて、日当たりが良く、風通しがよく、広く開放的な部屋と、設備が最新式で都心だが、一階で日当たりがなく、窓から風が入らなく、狭い部屋だと、どちらが良いだろうか?答えは言わずもがな、である。

今後の不動産テック開発も、設備面だけではなく、このような日当たりや風通しなどを計測できるようなデバイスの開発があれば、と思う。