ディボース・ショウ
2018.09.15 04:46
ディボース・ショウ
2004/04/08
ヤマハホール ( 試写会 )
ジョージ・クルーニー、キャサリン ゼタ姐さん、濃い2人。
それにジェフリー・ラッシュとビリー・ボブ・ソーントン、怪しい2人。
子供が全く出てこない大人の離婚とお金のお遊び映画。
離婚すればするほど、金持ちになっていくしたたかなキャサリン姐さんのふてぶてぶりって、
見ていて怖いんですけど。
濃い、濃いキャストなのに、なんてさっぱりしてるんでしょ。
キャサリン・ゼタ姐さんは、「うふ」って感じでは笑わないですね。
「ふふん」です。せせら笑い、それが様になるのはキャサリン姐さんだからこそ。
(かわいくない)スタンダード・プードル連れて歩いて様になるのもキャサリン姐さんだからこそ。
プードルがジョージ・クルーニーに噛み付いても、45度左上の目線で見て見ぬふりできるのも
キャサリン姐さんだからこそ。
・・・という訳でこの映画は○○さんだからこそ、というキャストの妙と
毒のある素材を濃さを残して、あっさりと仕上げた料理(?)を食べたような食感が上手い・・(のかな)。
これだけ濃い人々使って、さっぱり映画にしてしまうってところがすごい、といえばすごいですが、
だから何でしょう?っていう気もしました。